バイアグラは世界的に認知度が高く知名度のあるED治療薬です。

そんな、バイアグラには下記のような副作用があります。

  • ほてり
  • 頭痛
  • 潮紅(あから顔)
  • 動悸など

バイアグラの副作用はどれも一時的な症状ですが、予備知識として対処方法などを事前に抑えておきましょう。

「バイアグラ」を使ってみたいが「副作用がありそうで不安」という方も多いのではないでしょうか。

ここでは、バイアグラの副作用について詳しく説明します。

【関連ページ】

バイアグラの主な副作用

先ほど挙げた副作用以外にも、バイアグラは以下のような副作用があります。

  • ほてり
  • 頭痛
  • 潮紅(あから顔)
  • 動悸
  • 鼻づまり
  • 血圧低下
  • 目の充血

バイアグラのよくある副作用は「頭痛」と「ほてり」

上記で挙げた副作用の中でも、とくに起こりやすいのが「頭痛」と「ほてり」

頭痛とほてりの副作用

バイアグラを服用するとなぜ副作用が現れる?

バイアグラの成分であるシルデナフィルは、血管拡張作用により勃起効果を促します。

血管拡張作用により勃起効果を促す

血管拡張作用により、体全体の血管も広がる為「頭痛」や「ほてり」といった症状が現れる仕組みです。

・頭痛は、脳の毛細血管が広がって周囲の神経を圧迫することで起こる。

・ほてりは、皮膚の血管が広がり流れ込む血液が増えて、皮膚の表面温度が上がって起こる。

バイアグラのその他副作用の発生割合

1%以上 0.1~1%未満 0.1%未満 頻度不明
循環器 ・血管拡張(ほてり、潮紅)(5.78%) ・胸痛
・動悸
・頻脈
・高血圧
・不整脈
・不完全右脚ブロック
・末梢性浮腫
・心筋梗塞
・低血圧
・失神
精神・神経系 ・頭痛(3.87%) ・めまい
・傾眠
・昏迷
・異常感覚
・興奮
・神経症
・不安
・不眠症
・無気力など

上記はバイアグラの臨床試験データから一部抜粋したモノとなります。

ほてりが5.78%、頭痛が3.87%と他の副作用よりも発生割合が高くなっていますが、バイアグラの服用量を調整するなどして、事前に対処することは可能です。

バイアグラの極めて稀な副作用の症状

極めてまれな副作用ですが、視覚異常や持続勃起症が報告されています。

非動脈炎性前部虚血性神経症(NAION)

片眼の下半分や上半分、または中心部分が見えなくなる視覚異常です。

両眼に症状が起きることもあります。

発症した場合はすぐにバイアグラの服用を中止し、眼科専門医の診断を受けてください。

プリアピズム(持続勃起症)

痛みを伴う勃起が4時間以上続く症状です。

プリアピズム(持続勃起症)は、陰茎海綿体内の血液の戻りが悪くなることで発症します。

発症から6時間で陰茎組織が壊死し始める為、緊急処置が必要になります。

すぐに泌尿器科を受診しましょう。

バイアグラの副作用による死亡例について

心血管系障害を持つ方がバイアグラを服用した場合、心筋梗塞等などで死亡例に繋がるリスクもあります。

バイアグラを服用する際は、心血管系障害の有無等を確認しておきましょう。

バイアグラの副作用を軽くする為の対処方法

バイアグラの副作用が気になる、という方は以下の対処方法をご参考ください。

バイアグラ服用前に軽い食事を摂っておく

バイアグラは食事と一緒に服用することで、成分の吸収力を抑えることができます。

吸収力が抑えられると、バイアグラの効果も落ちますが「バイアグラの副作用」を軽くすることが可能です。

脂っぽい食事だと、バイアグラの効果が得られない可能性がある為、サラダやそば、うどん等の軽い食事にすると良いでしょう。

バイアグラの服用量を適量に調整

バイアグラは服用量が多いほど、副作用の発現割合が高くなります。

副作用が心配な方は25㎎といった少量から服用を始めて、効果の効き目や副作用の症状を見ながら徐々に50㎎の服用量に調整していきましょう。

バイアグラの副作用が出た場合の対処方法

バイアグラの副作用としてよく現れる「頭痛」「ほてり」の対処方法を紹介します。

頭痛薬の服用(頭痛の場合)

ロキソニンなどの頭痛薬はバイアグラと一緒に服用することが可能です。

頭痛が酷いと感じる場合は、頭痛薬を併用することで症状を緩和させることができます。

室温を調整し体温を下げる(ほてりの場合)

体は体温が上がると熱を放散させる為に、血管が広がる仕組みになっています。

室温を調整し身体を冷やすことで、ほてりの症状を緩和させることが可能です。

まとめ

バイアグラの主な副作用や、対処方法についての紹介は以上となります。

軽度の副作用であれば、自身で対処することも可能です。

副作用に注意し、正しい用法・用量を守ってバイアグラを服用しましょう。

【関連ページ】
TOPに戻る