ミノキシジル

ミノキシジルタブレットと飲み合わせNGな薬について|発毛を促す飲み合わせもご紹介

ミノキシジル

AGAや薄毛といった症状に高い発毛がある「ミノキシジルタブレット」

ミノキシジルタブレットは「ミノキシジル」という成分を含んだ内服薬です。

内服薬なので「飲み合わせができない薬」などが存在します。

この記事では、ミノキシジルタブレットと

  • 「併用なNG飲み合わせ」
  • 「併用することで発毛を促進できる飲み合わせ」

を紹介していきます。

ミノキシジルタブレットと併用NGな飲みあわせ

ミノキシジルタブレットと併用NGな飲み合わせは以下の通りです。

ミノキシジルタブレットと併用NGな飲み合わせ
  • アルコール類
  • 鎮痛剤(イブプロフェン・ロキソニン等)
  • 片頭痛薬(イミグラン)
  • ED治療薬(バイアグラ、レビトラ、シアリス等)
  • 降圧剤

それぞれ1つずつ、理由も解説していきます。

ミノキシジルタブレットとアルコール類の飲み合わせ

アルコールとミノキシジルタブレットの同時摂取はNG

ミノキシジルタブレットを服用している場合、服用前の7時間はアルコールを控える必要があります。

ミノキシジルタブレットも、アルコールも「血管を拡張する(広げる)」作用があり、この2つを同時に飲み合わせると血圧が急低下するリスクもあり危険です。

ミノキシジルタブレットや、アルコールを摂取すると血管が拡張される

血圧が急激に下がると「頭痛」や「めまい」といった副作用も現われやすくなるため、ミノキシジルタブレットとアルコールの飲み合わせは避けましょう。

▶ミノキシジルの副作用について詳しく知りたい方はコチラ

ミノキシジルタブレットと鎮痛剤(イブプロフェン・ロキソニン等)の飲み合わせ

イブプロフェンを配合し頭痛薬「EVE」

ミノキシジルタブレットは元々「降圧剤」として処方されていた経緯があります。

※「降圧剤」=血圧を下げる為の薬

イブプロフェンやロキソニンといった鎮痛剤は血圧に作用する効果がある為、ミノキシジルタブレットと併用すると副作用リスクが高まる可能性があります。

特に「イブプロフェン」は市販の風邪薬などにも含まれている成分の為、ドラッグストアで薬を買う際は注意が必要です。

ミノキシジルタブレット服用中に、鎮痛剤を服用したい場合は併用可能なお薬が無いか、医師や薬剤師に相談すると良いでしょう。

ミノキシジルタブレットと片頭痛薬(イミグラン)の飲み合わせ

片頭痛薬として使われるイミグランは、脳内の血管を収縮させて片頭痛の症状を緩和させる効果があります。

先ほどの説明通り、ミノキシジルタブレットは「血管を拡張する(広げる)」作用がある為、イミグランと併用すると血圧のコントロールができなくなる恐れがあり危険です。

こちらも併用は避けるようにしましょう。

ミノキシジルタブレットとED治療薬(バイアグラ、レビトラ、シアリス等)の飲み合わせ

レビトラのジェネリック医薬品である「バリフ」

バイアグラ、レビトラ、シアリス、(もしくはED治療薬のジェネリック医薬品)等には、血管を拡張し勃起の改善を促す効果があります。

ED治療薬は血管を拡張する効果がある

ミノキシジルタブレットも、ED治療薬と同様に「血管を拡張し、血流を良くする」ことで発毛を促します。

併用すると、必要以上に「血管拡張作用」が働いてしまい、「めまい」や「ふらつき」といった副作用が強く出てしまうリスクもあります。

その為、ミノキシジルタブレットとED治療薬の同時服用も避けるようにしましょう。

ミノキシジルタブレットと降圧剤の飲み合わせ

高血圧の症状を患っている場合、病院から「血圧を下げる為のお薬」として「降圧剤」を処方されることがあります。

先ほどの説明と重複しますが、ミノキシジルタブレットも元々は「降圧剤」として開発されたお薬なので、同時に服用すると「低血圧症」を引き起こすリスクがあります。

高血圧症の治療を受ける際は「ミノキシジルタブレットを服用している」旨を医師に伝えて適切な治療を受けるようにしましょう。

ミノキシジルタブレット併用することで発毛を促進できる飲み合わせ

ここからは先ほどの内容とは逆で「併用することで発毛を促進できる飲み合わせ」を紹介していきます。

ミノキシジルタブレットとフィナステリドの飲み合わせ

フィナステリドを配合したAGA治療薬「フィナロイド」

ミノキシジルタブレットは「髪の毛を生やす発毛剤」ですが、抜け毛を防ぐ効果はありません。

AGAを発症してしまった場合は、ミノキシジルタブレットと並行して「抜け毛を防ぐお薬」を飲むのが効果的です。

AGAによる抜け毛を防ぐのに効果的なのが「フィナステリド」という成分を配合したお薬。

フィナステリドが抜け毛を防ぐ仕組み

簡単に説明すると、ミノキシジルとフィナステリドの役割は以下の通りです。

ミノキシジルとフィナステリドの役割
  • ミノキシジル→髪の毛を生やすお薬(攻めのお薬)
  • フィナステリド→抜け毛を防ぐお薬(守りのお薬)

AGAのクリニックなどでも「ミノキシジルタブレット」と「フィナステリドの内服薬」は同時に処方されることが多くなっています。

AGAや薄毛を改善したい!という方は、ミノキシジルタブレットと併せて「フィナステリドの内服薬」も同時に服用すると良いでしょう。

▶フィナステリドの効果について詳しく知りたい方はコチラ

ミノキシジルタブレットとデュタステリドの飲み合わせ

ミノキシジルタブレットと併用することで薄毛の改善が期待できるお薬がもう1つあります。

それが「デュタステリド」

デュタステリドは先ほど紹介した「フィナステリド」よりも強力お薬です。

フィナステリド同様に「AGAの抜け毛を防ぐ効果」があります。

ただし、「フィナステリド」と「デュタステリド」の併用はNGなので、そこだけは注意しておきましょう。

ミノキシジルタブレット、フィナステリド、デュタステリドの飲み合わせについて
  • ミノキシジルタブレット+フィナステリド → 飲み合わせOK
  • ミノキシジルタブレット+デュタステリド → 飲み合わせOK
  • フィナステリド+デュタステリド → 飲み合わせNG

ミノキシジルタブレットと発毛サプリ(亜鉛やリジンなど)の飲み合わせ

亜鉛やマルチビタミンサプリは、髪の毛を作る為の栄養素として効果的です。

発毛を促す効果があるミノキシジルタブレットと併用することで、髪に十分な栄養を行き届けることが可能となります。

ミノキシジルタブレットとの飲み合わせに関するまとめ

ミノキシジルタブレットと「NGな飲み合わせ」「併用することで発毛を促進できる飲み合わせ」の紹介は以上となります。

ミノキシジルタブレットと併用なNGな薬の多くは「血圧に作用するお薬」です。

併用NGな薬を知っておくことで、ミノキシジルタブレットの発毛効果を十分に引き出すことができます。

市販薬などを購入する時はぜひとも参考にしてみてください。