シアリスの基本情報
日本で購入が可能なED治療薬はいくつかありますが、近年最も使用する人が多いと言われているのがシアリスです。
シアリスは日本新薬が製造・販売を行っている治療薬で、主な有効成分は『タダラフィル』です。
その主成分を取ってシアリスのジェネリック薬にはタダラフィルという名前が付けられています。
ED改善効果が最大で、36時間と効果の持続時間に優れており、ED治療薬の中でトップクラスの有効性があります。
またED治療薬の中で最も食事の影響が少ないなどのメリットから、世界でのシェアもNo.1となっています。
シアリスの10mgと20mgの違いについて
シアリスは効果の高いED治療薬として知られています。
その効果・副作用・効果の持続性・効果の現れる時間などに大きな特徴があります。
また販売されているシアリスには10mgと20mgがあり、いくつかの違いが存在しています。
ED改善効果
シアリスは他のED治療薬よりも改善効果が高いと言われていますが、10mgと20mgでは改善効果に少し違いがあります。
名称の通り有効成分のタダラフィルが10mg含まれているか20mg含まれているかの違いがあり、20mgの方が有効成分が多いので効果も高くなります。
服用していない時よりも勃起力が向上し、ペニスがより硬くなるのですが、10mgよりも20mgの方がより勃起時に硬くなる効果があります。
ただし、体調や体質などで変化する可能性もあります。
副作用の現れやすさ
シアリスは効果の高さと比較して副作用の発生率が低い傾向にあり、シェアNo.1になっている理由の一つです。
しかし、副作用の発生率は27%前後というデータがあるので、副作用のリスクがないわけではありません。
有効成分の含有量が多い20mgはED改善効果が高くなっていますが、副作用が10mgよりも現れやすい傾向があります。
そのためEDの状態などによって使い分けをすることも重要になります。
効果の持続時間
EDに悩む男性にとって、ED治療薬の効果の持続時間はとても重要です。
効果が長ければ飲むタイミングをシビアにする必要が無くなり、心の余裕が生まれEDが発症しにくくなります。
副作用や効果の高さ同様に、20mgの方が10mgよりも持続時間は長くなる数値が出ています。
シリアス10mgでは作用の持続時間は20～24時間で、20mgでは30～36時間となっています。
この20mgの持続時間は、国内で購入可能なED治療薬の中でも最長の持続時間です。
効果発現までの時間
ED治療薬を飲む目的はセックス時の勃起力を高めることで、効果が現れる時間とセックスを始める時間によっては、効果充分に実感できない可能性があります。
持続性や副作用の発現性は、10mgと20mgで違いがありましたが、改善効果の発現時間に関してはどうなのでしょう。
もちろん体質や体形などで個人差は多少ありますが、服用から1時間で効果が現れ始め、有効成分の血中濃度がピークに達するのが3時間というデータがあります。
この数値に関しては、10mgでも20mgでも差がほとんどないので、発現時間の差を気にする必要はないでしょう。
食事やアルコールの影響
シアリスは効果の持続性の高さとともに、食事の影響を受けにくいことが特徴と言われています。
ただ、空腹時の服用と食事後の服用とでは、空腹時の方がより薬の効果が引き出せる傾向があります。
アルコールに関しては適量であれば特に影響はありませんが、過度な飲酒はシアリスの服用以前に性的刺激を受けにくくなります。
10mgと20mgでは有効成分量に違いはありますが、食事・アルコールの影響に関しては特に大きな違いはありません。
シアリス10mgと20mgでは薬価が異なる
国内で処方されるシアリスは5mg・10mg・20mgの3種類がありますが、10mgと20mgの薬の利用が多い傾向にあります。
有効成分量が多い20mgの方が、10mgよりも当然処方されるときの薬価も高くなります。
| 成分量 | シアリス錠 10mg | シアリス錠 20mg |
| 1錠剤 | 1,500円 | 1,600円 |
| 10錠以上 | 1,400円 （1錠あたり） | 1,500円 （1錠あたり） |
参考ですが、シアリスジェネリックの場合、上記の表から各成分量1錠あたり300円ほど安くなります。
ジェネリック医薬品の場合、先発薬と比較しても得られる効果に大きな差が無く、ほとんど遜色ない効果が期待できます。
費用を抑えたい方は、ジェネリック医薬品を検討してみてはいかがでしょうか。
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ジェネリック医薬品も豊富に取り揃えているため、費用を抑えてED治療に専念することができます。
シアリス10mgと20mgどちらを服用すれば良い？
ED治療薬のシアリスは主に10mgと20mgを服用する人が増えていますが、効果の持続性や副作用の発現率、価格などに違いがあります。
服用及び購入を検討する際にどちらを選ぶ方が良いのかについては、EDの症状や体質などが関係してきます。
性行為を行う際に勃起が毎回できない、勃起の持続性が著しく低いなどの症状がある人は、有効成分の多い20mgを推奨します。
逆に問題なく勃起したり通常の性行為が行える時と勃起できない時がシチュエーションや環境によって左右される人は、有効成分が少ない10mgを試すと良いでしょう。
