バリフは製造中止なのか?
バリフのことをネットで調べたりすると、製造中止などが目に入ることがあります。
しかし、実際にはバリフは現在も製造販売されていて、手に入れることもできます。
何故そんな噂が立ったのでしょうか?
実は過去にバリフは製造が中止されたこともあり、それが原因であると考えられますが、実際にはバリフの元になった先発薬のレビトラに関する事柄が絡んでいるようです。
現在、先発薬であるレビトラを手に入れることはできません。
医師に処方されるとしてもレビトラジェネリックになるのですが、それにはレビトラに関してのある理由がありました。
バリフの先発薬である「レビトラ」が販売中止になっている
有効成分バルデナフィルが含まれたED治療薬のレビトラは、即効性の高さから注目のED治療薬です。
バリフはレビトラジェネリックになりますので、その先発薬として最初に登場したのがレビトラです。
レビトラはドイツのバイエル社が製造販売していましたが、実は2021年にレビトラの販売中止が発表され、その後市場からは完全に消えました。
問題があったわけではなく、バイエル社の製造などが一定数に追いつかないことが原因のようです。
現在では日本国内では完全に見られなくなりました。
バリフはレビトラと同じ成分を含む「ジェネリック医薬品」
バリフというのは先発薬であるレビトラのジェネリック医薬品としてインドのアジャンタ・ファーマ社で製造販売がされました。
レビトラと同じようにバルデナフィルを有効成分として使用していて、得られる効果もほとんど同じなのが特徴です。
先発薬のレビトラよりも安価に入手することができるジェネリック医薬品ということもあり、非常に人気を集めています。
レビトラが販売中止になったことから、バリフも同じように販売中止になったと噂されるようになったのかもしれません。
過去にバリフも製造中止になったことがある
バリフはレビトラジェネリックとして現在人気のあるED治療薬です。
しかし、過去にバリフは製造が中止されたことがありました。
これはレビトラの製造販売会社であるバイエル社が、バリフを製造しているインドのアジャンタ・ファーマ社の製造販売中止を求める訴えがされたからです。
実際に、2016年にデリーの高裁によってバイエル社の訴えが認められ、バリフの仮差止命令が下されました。
当時から人気の高かったバリフの製造中止がされることになり、世界中に衝撃が走りました。
2017年以降、バリフは製造・販売ともに再開されている
バイエル社の訴えにより、一度は製造販売自体が中止に追い込まれたバリフでしたが、現在では復活しています。
これはアジャンタ・ファーマが不服申し立てを行い、規定の条件を守ることで処分が撤回されたからです。
インド国内で、雇用や国の利益的な観点で指し止めることはよくないと判断されたことも理由にあります。
アジャンタ・ファーマ社に出された条件としては、医薬品の製造輸出の記録を3ヶ月おきに裁判所へ提出するということでした。
バリフの製造中止に関するまとめ
バリフはネットで噂されているように、実際には2016年に一度製造販売を中止されています。
しかし、2017年以降にその中止も撤回され、現在では普通に製造販売を続けています。
一方で先発薬のレビトラはバイエル社がすでに製造販売を中止していることから、現在では手に入れることはできません。
これからレビトラを使用するのであれば、レビトラジェネリックのバリフを使用するといいでしょう。
またバリフを購入する際は、個人輸入代行であれば比較的簡単に手に入れることができます。