薄毛の治療薬も色々ありますが、男女ともに利用できるのがミノキシジルです。
ミノキシジルは、大きく分けて頭皮に直接塗布する外用薬と、飲んで治療する内服薬の2種類があります。
またミノキシジルは主に血管を拡張させる作用があります。
頭皮の血管を広げて血流を改善し、栄養が毛根までしっかり行き届かせることで発毛や育毛を促進します。
一方、ミノキシジルを塗布・服用することで、まつ毛が伸びると言われていることをご存知でしょうか。
ミノキシジルでまつ毛が伸びることはあり得るのか?
ミノキシジルは血管を拡張して発毛を促す作用があるため、まつ毛や体毛を濃くしてしまう可能性があります。
実際に副作用として毛髪・体毛が濃くなる「多毛症」が報告されていますので、体毛などが気になっている方は注意が必要です。
ミノキシジル外用薬でまつ毛は伸びるのか?
もしミノキシジルの外用薬が顔などの皮膚に触れた場合、まつ毛や眉毛などが濃くなってしまう方も一定数存在します。
外用薬は頭皮へ直接塗って利用しますので、ミノキシジルの成分が肌から吸収されて、まつ毛などの発毛・育毛を促すことがあるためです。
しかし、外用薬に含有されるミノキシジルの量はさほど多くはなく、まつ毛が伸びるまでに何度も塗布しなくてはいけません。
また、まつ毛に塗布した際に外用薬が目に入ってしまう危険があります。
まつ毛などを伸ばすために、ミノキシジルの外用薬を使うことはおすすめできません。
ミノキシジル内服薬でまつ毛は伸びるのか?
ミノキシジルの内服薬についても、服用後にまつ毛や眉毛など顔周辺の毛が濃くなる方も一定数存在します。
ただし、まつ毛や眉毛だけではなく、すね毛や胸毛など全身の体毛が濃くなるリスクがあるので注意しましょう。
ミノキシジルのよくある副作用として多毛症があります。
他にも様々な副作用がありますが、外用薬と比べて副作用のリスクが高めです。
そのため、まつ毛や眉毛を伸ばす目的のために、ミノキシジルの内服薬を用いることは危険と言えます。
ミノキシジル以外でまつ毛を伸ばす方法
ミノキシジルは全身の体毛に作用するリスクがあるため、薄毛治療以外で使用することは避けましょう。
もしまつ毛を伸ばしたいのであれば、ルミガンなどのまつ毛用育毛剤の使用をおすすめします。
ミノキシジルよりもまつ毛の育成に効果的で、リスクも低いのが特徴です。
ルミガンなどの「まつ毛育毛剤」を使う
ルミガンは、まつ毛の発毛・育毛を促す成分が配合されている美容液です。
まつ毛を濃くする効果が期待できますので、ミノキシジルの代わりに使ってみると良いでしょう。
ルミガンは毛が生え変わるサイクルを活性化させ、まつ毛の成長を促すことに重点を置いています。
ただし、効果の出方は人それぞれで、しばらく使い続ける必要があります。
また、使用を止めるとまつ毛のボリュームが元に戻る可能性もあるので注意しましょう。
「ミノキシジルでまつ毛が伸びるか?」に関するまとめ
発毛・育毛を促進するミノキシジルをまつ毛に塗ると、まつ毛が伸びる可能性があります。
しかし、体毛が濃くなってしまうことがあるほか、外用薬・内服薬ともに副作用に注意が必要です。
まつ毛を伸ばすために、ミノキシジルを塗布・服用することは非常にリスクが高いと言えます。
もしまつ毛を伸ばしたい・濃くしたいのであれば、ルミガンなどまつ毛の育毛剤をおすすめします。
ミノキシジルよりも安全で、かつ効果が期待できますので、まつ毛を伸ばしたい方は検討してみましょう。