ミノキシジル

【経過写真アリ】ミノタブは生えすぎる?数年間服用した体験談をもとに徹底解説

ミノキシジル

AGA治療薬として高い発毛効果を発揮するのが「ミノキシジルタブレット」

※通称「ミノタブ」

「ミノタブ 生えすぎ」「ミノタブ 副作用」など、服用した後の効果や副作用に関して調べている方は多いかと思います。

この記事では「ミノタブを実際に飲んでいる人の口コミ」「ミノタブは本当に生えすぎるのか?」などを紹介していきます。

「ミノタブを服用するか迷っている」という方はぜひ参考にしてみてください。

ミノタブ(ミノキシジルタブレット)とは?

最初にミノタブ(ミノキシジルタブレット)について、軽く解説します。

ミノタブは名前の通り「ミノキシジル」という成分を含んだ内服薬(飲み薬)です。

ミノキシジルの成分を含んだ「AGA治療薬」は大きく分けて2つの種類が存在します。

ミノキシジルAGA治療薬は2つの種類がある

・錠剤のように飲んで服用する「ミノキシジル内服薬」←これが「ミノタブ」
・液体で頭皮に直接塗る「ミノキシジル外用薬」

ミノタブは「内服薬」なので、頭皮に直接塗る「ミノキシジル外用薬」よりも、高い発毛効果があります。

ミノキシジル内服薬
(ミノタブ)
ミノキシジル外用薬
どのように作用する?体の内側から血流を改善し、
毛母細胞に栄養が行き届くようにする
頭皮の表面にある毛細血管を拡張させる
発毛効果比較的強い比較的弱い
副作用の発生割合比較的高い比較的低い
↑ミノタブを服用すると、髪の毛の毛母細胞が活発化する

ミノタブは高い発毛効果がある分、副作用を発症する割合が「外用薬よりも比較的高い」ので、リスクを知った上で服用することが大切です。

ミノタブの臨床試験

ミノキシジルタブレット(ミノタブ)は日本国内では未承認の薬で、効果を検証するための「国内臨床試験も行われていない」のが現状となります。

しかし、海外では既にミノタブの臨床試験は実施されており、ミノタブを約5か月間服用したAGA患者の多くに発毛効果が表れています。

引用:Efficacy and Safety of Oral Minoxidil 5 mg Once Daily in the Treatment of Male Patients with Androgenetic Alopecia: An Open-Label and Global Photographic Assessment
試験対象AGAを発症している24歳~59歳の男性(30人)
投与期間ミノキシジル 5mg を1日1回24週間投与
(約5か月)
臨床試験結果30名全員の薄毛が改善
(その内、43%は優れた改善が見受けられた)
海外で実施されたミノタブの臨床試験結果↑

上記の臨床試験結果から、ミノキシジルタブレット(ミノタブ)はAGAの薄毛に対して
「高い発毛効果がある」
ことが分かります。

ミノタブは本当に「生えすぎるのか?」

ミノタブ服用時に気になるのが「髪以外の体毛も、生えすぎてしまうのではないか?」という点。

結論から言うと、ミノタブの副作用である「多毛症」の影響で手足や顔の体毛が増えてしまうことがあります。

しかし、体毛が増えたとしても、体毛であれば剃ったり、脱毛したりする等して対策することは可能です。

髪の毛は1度薄毛になってしまうと、再度髪をフサフサの状態にするまで長い期間を必要とします。

「薄毛が進行してしまうリスク」vs「体毛が濃くなるリスク」を天秤にかけて、どちらが自分にとって許容できるリスクなのかを考えた上でミノタブを服用しましょう。

ミノタブを数年間飲み続けている人の頭髪写真と体験談

ここで1人、実際にミノタブを数年間服用している「Kさん」の頭髪写真と体験談をご紹介します。

Kさんは21歳から約7年間、ミノキシジルタブレット(ミノタブ)を服用している男性です。

Kさん
Kさん

10代からつむじ周りの薄毛がコンプレックスで、20代前半(21歳)にはAGAの脱毛症が進行して、つむじ周りがヤバいことになっていました。

「本当に効果あるのかな…」と最初は半信半疑で、ミノキシジルタブレット(ミノタブ)の服用を始めましたが、毎日根気強くミノタブを飲み続けた結果、飲み始めてから半年で、つむじ周りの薄毛が改善しました。

↑ミノタブを飲み始める前のKさんの頭髪写真
↑ミノタブを飲み始めてから「半年が経過した」Kさんの頭髪写真
Kさん
Kさん

ミノタブを飲み始めてから約7年が経過していますが、効果が落ちることもなく今もフサフサの髪の毛を維持してくれています。

あと、ミノタブは「髪を生やす薬」なので、「抜け毛を防ぐ薬」は別途、「フィナステリド」という薬も併せて飲んでいます。

↑ミノタブを飲み始めてから「約7年が経過した」Kさんの頭髪写真

ミノタブを実際に飲んでいる人の口コミ

ミノキシジルタブレット(ミノタブ)を飲んでいる人の中には、「薬を飲む前、飲んだ後でこれだけ髪の量が変化したよ!」と経過観察やビフォーアフターの写真を投稿している人も居ます。

特にTwitterは「#AGA治療」や「#ミノキシジル」「#ミノタブ」等のハッシュタグで検索すると、多くのビフォーアフター写真がヒットするので、これからミノタブを飲むか検討している人はぜひ参考にしてみてください。

Twitterにミノタブの経過写真をアップしている人の口コミ

個人差がありますが、多くのAGA患者が「ミノタブの服用で毛髪が増えたことを実感できている」のが分かるかと思います。

もし、薄毛やAGAで悩んでいるなら、ミノタブはかなり優良な選択肢の1つだといえるでしょう。

ミノタブを服用する際の注意点

薄毛に対して高い発毛効果を発揮するミノタブですが、服用する際はいくつかの注意点があります。

「多毛症」などの副作用に注意

先ほども少し解説しましたが、内服薬のミノタブは髪の毛以外にも「指の毛」や「腕毛」などの体毛が濃くなる多毛症が表れます。

ミノタブを服用する場合、体毛がある程度濃くなるのは仕方ないと割り切るのも大切です。

体毛の濃さや多毛症の副作用が気になる場合は、家庭用脱毛器やレーザー脱毛に通う等の対策も検討しましょう。

▶ミノキシジルで体毛が濃くなった場合の対処方法はコチラ

初期脱毛で一時的に抜け毛が増える可能性あり

ミノタブの服用を始めると、初期脱毛という抜け毛の症状が起きる人も居ます。

初期脱毛の症状により「抜け毛が悪化した」と不安になり、ミノタブの服用を辞めてしまう人もいますが、初期脱毛は「ミノタブの効果が表れている」証拠でもあります。

初期脱毛は弱った髪の毛から太く健康的な髪の毛へ生え変わる際の症状です。

初期脱毛は1ヵ月ほどで収まり、頭皮環境が整い始める3ヶ月目から太く健康的な髪の毛が生えてくることを実感できます。

不安な気持ちもあるかと思いますが、最低3ヶ月はミノタブの服用を続けるようにしましょう。

効果が出るまで数カ月かかる

ミノタブは即効性がないので、発毛効果が出るまでに3か月~6か月継続する必要があります。

発毛効果が出るまでは、「本当に薬の効果はあるのだろうか…」と不安になるかと思いますが、途中でミノタブの服用は止めず根気強く継続することが大切です。

▶ミノキシジルの効果について詳しく知りたい方はコチラ

服用を止めると薄毛は再度進行してしまう

ミノタブの効果で髪が増えても、服用を止めてしまうと薄毛は再度進行します。

AGAは進行性の脱毛症なので「髪をフサフサに維持したい」のであれば、ミノタブの服用は止めないようにしましょう。

ミノタブはフィナステリドと一緒に服用すること

ミノキシジルタブレット(ミノタブ)に含まれている成分「ミノキシジル」は、髪を生やす「発毛効果」はありますが、抜け毛を防ぐ効果はありません。

抜け毛を防ぐ為には「フィナステリド」という成分を含んだ薬を服用する必要があります。

その為、薄毛やAGAの治療を行っている人の多くが、ミノタブに加えて「フィナステリド」という成分を配合した内服薬も併せて服用しています。

  • 髪を生やす「ミノキシジル」
  • 抜け毛を防ぐ「フィナステリド」

「ミノタブの服用を考えている」という方は、効率よく薄毛を治療する為にも
「ミノキシジルタブレット」+「フィナステリドの内服薬」の服用も検討すると良いでしょう。