ED(勃起不全)

朝立ちしないのはEDのサイン?原因と対策についてEDの前兆について解説

ED(勃起不全)

朝立ちしない原因について

朝立ちしない原因は人それぞれですが、主に以下の4つが挙げられます。

・テストステロンの減少
・血流の悪化や血管の廊下
・ストレスや疲労の蓄積
・男性更年期障害

ペニスの勃起は、さまざまな要素が関係しています。

そのため、その時のコンディションによって朝立ちする場合もあれば、しない場合もあります。

ただ、ほとんど朝立ちしなくなった時は、上記のいずれかの原因が疑われます。

まずは原因を特定し、必要に応じて対策を講じることが大切です。

テストステロン(男性ホルモン)の減少

まず挙げられる理由はテストステロンの減少です。

テストステロンとは

精巣で作られる男性ホルモンの一種。
心や体つきの男性らしさを形成しており、射精機能や勃起力など男性機能にも関わっています。

テストステロンは男性機能にも深く関わっており、分泌量が減少するとペニスが勃起しにくくなることがあります。

なお、テストステロンの減少は加齢や男性更年期障害、ストレスや睡眠不足が原因です。

加齢と共に男性ホルモン(テストステロン)の分泌量は減少していく

血流の悪化、血管の老化

血流の悪化や血管の老化も朝立ちに影響します。

勃起はペニスに多量の血液が流れ込むことで起こる現象ですが、血管に何らかの問題があると、朝立ちしにくくなってしまう場合があります。

中でも注意したいのは、血管が老化した際に起こる動脈硬化です。

動脈硬化とは

血管内にプラーク(コレステロールや脂質の塊)が出来ることで血管が硬くなり、血流が悪くなる症状。

動脈硬化を引き起こしている血管では血液の流れが悪くなり、細い血管を持つペニスには血液が流れ込みにくくなるとされます。

生活習慣の乱れやストレス、運動不足などが引き起こしますので、気になる方は一度生活を見直してみましょう。

ストレスや疲労の蓄積

ストレスや疲労も朝立ちに大きく関わっています。

ストレスや疲労はテストステロンの分泌量を減少させるため、ペニスが勃起しにくい状態を作り出してしまいます。

また、ストレス・疲労は生活習慣の乱れや睡眠不足をまねき、自律神経を乱れさせてしまうこともあります。

その結果、ペニスの勃起に影響が出てしまい、朝立ちしない状態が続く可能性があるのです。

ストレスや疲労をゼロにすることは不可能ですが、溜まりにくい生活習慣を心がける必要があります。

男性更年期障害

男性更年期障害になった結果、ペニスが朝立ちしない方もいます。

更年期障害は女性特有だと考えている方も多いと思いますが、男性も無関係ではありません。

男性更年期障害はテストステロンの減少が原因の病気で、性機能の衰えにつながります。

特に発症しやすい年齢は40~60代で、高齢になるほどテストステロンが減り、男性更年期障害のリスクが高まるとされます。

特に1週間に1回朝立ちするかどうかという方は、テストステロンが著しく減少している可能性があります。

朝立ちしないのはEDと関係がある?

朝立ちをしないからと言ってEDとは言い切れません。

そもそも、朝立ちとは正確には『夜間勃起現象』と呼びます。

夜間勃起現象とは

身体機能の試運転の一環で、勃起に必要な筋肉や海綿体が寝ている間に働くこと。
夜間勃起現象はレム睡眠時に複数回起こるとされ、起床のタイミングと夜間勃起現象が重なると自身で勃起を確認することができる。
人間は通常、深い眠りであるノンレム睡眠と、浅い眠りであるレム睡眠を繰り返しながら睡眠をとっている。

夜間勃起現象の仕組みから、EDではない場合にも睡眠の質によって朝立ちを確認できていないケースもあります。

しかし朝立ちを確認できない状態はストレスや疲労の蓄積老化を知らせるサインでもあります。

睡眠の質が落ちている可能性身体機能の衰えを知らせているかもしれません。

朝立ちの原因が現在はEDでなくとも、EDになる可能性を十分に秘めています。

中折れや勃起力低下がある場合は要注意

もし朝立ちしないだけでなく、中折れしたり、勃起力の低下を感じたりしている場合は注意が必要です。

これらはEDの方によく見られる症状で、朝立ちはもちろん、性行為にも悪影響を及ぼすことがあります。

興奮してもペニスがしっかりと勃起しない、性行為中に勃起が萎えてしまうなどの症状が出た場合はEDが疑われます。

なお、EDの裏には生活習慣病が潜んでいる可能性もあります。

特に糖尿病は、EDとの関連が深い病気といわれています。

中折れとEDの関係性について詳しく知りたい方はコチラ

朝立ちしないのは年齢が原因?

「朝立ちしないのは年齢が原因なのでは?」と気になる方もいるでしょう。

記事の冒頭でも少し説明しましたが、男性ホルモンの一種である「テストステロン」は、年齢を重ねていくごとに減少していきます。

テストステロンが減少し不足すると朝立ちや勃起に影響を与えます。

「若い頃よりも朝立ちする機会が減ったな」と感じるのは上記の「テストステロンの減少」が主な要因なのです。

EDと年齢の関係性についてさらに詳しく知りたい方はコチラ

朝立ちしない時の対策方法

以前と比べて、勃起力が低下を感じている方もいらっしゃると思います。

しかし、朝立ちの機会が減ったからといって、諦める必要はありません。

以下のような対処方法がありますので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

・生活習慣の見直しや改善
・精力剤を取り入れる
・ED治療薬を服用する

どの手段が適しているかは、朝立ちしない原因によって異なります

しかし、放置することで症状が改善するケースは極めてまれです。

朝立ちしない時は、何らかの対策を講じることをおすすめします。

生活習慣の改善

朝立ちする機会が減った時は、まず生活習慣を見直してみるとよいでしょう。

生活習慣は性機能に深く関わっており、見直すことでペニスの勃起力も改善される可能性があります。

特にストレスや疲労、睡眠不足などはテストステロンの減少をまねき、男性機能を低下させてしまいます。

プライベートでストレスを発散できる機会を設け、疲労を溜めないよう健康的な生活を意識しましょう。

また、枕や布団などの寝具を見直し、快眠できる環境を整えることも大切です。

生活習慣はEDの原因にも関係性が深く、生活習慣を見直すことでED改善できた。というケースも少なくありません。

EDの原因については下記のページでも解説していますので、EDの原因について詳しく知りたい方は下記のページをご確認ください。

EDの原因について詳しく知りたい方はコチラ

精力剤の使用

朝立ちしない場合、精力剤を試してみるのもおすすめです。

精力剤と聞いて気が引ける方もいらっしゃると思いますが、勃起によい影響が期待できます。

精力剤には、マカ亜鉛など、男性機能をサポートする成分が含まれています。

マカはビタミンやミネラル、アミノ酸が豊富で、疲労回復を早める効果が期待できます。

亜鉛は男性機能に関わっているミネラルで、テストステロンの分泌をサポートします。

他にも、さまざまな成分が配合されていますので、勃起に不安がある方は、生活に取り入れてみるとよいでしょう。

ED治療薬の服用

ストレスやテストステロンの減少など、朝立ちしない原因は人それぞれです。

勃起力の衰えを感じている方は、生活習慣を見直し、精力剤を試してみるとよいでしょう。

もし朝立ちしない原因がEDなら、ED治療薬の服用も検討をおすすめします。

現代のED治療において投薬は一般的で、EDの改善を望む多くの男性が服用しています。

専門のクリニックからの処方だけでなく、個人輸入通販を介した購入など入手方法も一つではないため、治療のハードルがさほど高くないのも魅力です。

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