ED(勃起不全)

中折れの原因はED?|原因別に対策方法も提示します

ED(勃起不全)

中折れの原因はEDなのか?

中折れは、性行為で挿入中に少しずつペニスが萎えていく状態のことで、EDの一種に当てはまります。

「EDじゃないのに、性行為中に中折れする…」とお悩みの方も多いと思いますが、実は中折れ自体がEDなのです。

中折れは男性の数人に1人が経験すると言われており、歳を重ねるほど中折れを経験する方も増加します。

意外と身近な現象のため、EDという自覚がない方も多いと思いますが、場合によっては本格的な治療を検討することもおすすめします。

EDの治療方法について詳しく知りたい方はコチラ

勃起の仕組みと、中折れに繋がる原因について

ペニスが勃起するメカニズムは、血流や脳の指令が深く関わっています。

まず性的な興奮を覚えると、脳の指令によってペニスの動脈が緩み、短時間で多くの血液が流れ込みます。

同時に勃起を保つために、血液が他に流れないよう留める働きが起こります。

しかし、ストレスや加齢などの影響で血を留める働きが弱まると、ペニスの勃起の維持が困難になります。

その結果、ペニスの血流が減少してしまい、性行為中であっても中折れが起こってしまうのです。

中折れの主な原因について

一口に中折れといっても、その原因は人によって大きく異なります。

例えば、メンタル面の影響から中折れになってしまうケースもあれば、生活リズムが引き金となるパターンもあります。

また、性欲そのものが衰えてしまい、ペニスの勃起に影響が及んでしまう方も中にはいます。

他にも、病気が原因で中折れになる場合もあるため、健康状態にも注意が必要です。

いずれにせよ、性行為中の勃起に問題が生じている時は、改善に努めるか、男性向けクリニックで相談することをおすすめします。

精神的な不調(疲労やストレスの蓄積、過去のトラウマ)

中折れの原因として、まず挙げられるのが精神的な不調です。

仕事や人間関係などでストレスが溜まったり、体が疲れていたりすると、中折れが起こってしまうことがあります。

また、過去の性行為中の中折れを経験したなど、トラウマがきっかけになるケースも珍しくありません。

特にトラウマを感じていると悪循環に陥りやすく、状態が余計悪化してしまう可能性もあります。

メンタルの不調はとてもやっかいで、自己解決が難しいことに注意が必要です。

生活習慣の乱れ

生活習慣が乱れてしまうと血流が悪くなり、ペニスの勃起に影響することがあります。

栄養の偏った食事はもちろん、運動不足や睡眠不足も血流を悪化させるため、中折れにつながることに注意が必要です。

喫煙や過度な飲酒も血流を悪くしますので、できるだけ控えることをおすすめします。

生活習慣が乱れると、高血圧や糖尿病などの生活習慣病を招く恐れがあります。

これらの病気になると状態がさらに悪化してしまい、勃起力が大幅に低下する可能性があるので注意しましょう。

テストステロン(男性ホルモン)の減少による性欲減退

男性ホルモンであるテストステロンの減少も中折れの原因の一つです。

テストステロンは性欲と深く関わっており、分泌量が減ってしまうと性欲減退につながることがあります。

性欲は勃起にも影響しますので、テストステロンが減ると勃起力が落ちてしまうのです。

なお、テストステロンの分泌量は生活習慣の影響で減少するほか、歳を重ねるにつれて減っていきます。

特に加齢による減少は避けられませんので、分泌を促すための対策が求められます。

動脈硬化による陰茎への血流減少

動脈硬化が中折れに影響する場合もあります。

血管が硬くなってしまう病気で、血管の収縮が起こりにくくなり、血流を悪化させてしまいます。

そのため、動脈硬化によってペニスの血の巡りが悪くなると、中折れ・EDになることがあるのです。

動脈硬化は生活習慣の乱れや喫煙、肥満や高血圧などが主な要因です。

加齢と共にリスクが高まりますが、それ以外の要因が多いため、若い方でも発症する可能性があります。

これらの要因に心当たりがある方は注意しましょう。

【原因別】中折れの改善方法

中折れの原因は多岐にわたりますが、気になっている方は改善に取り組んでみてはいかがでしょうか。

放置すると状態が余計悪化してしまい、勃起そのものの維持が難しくなるおそれもあります。

性行為やパートナーとの関係にも影響が及びかねませんので、そうなる前に改善することが大切です。

中折れは生活習慣や食生活の見直し、精力剤の使用など、さまざまな方法で改善できます。

ED治療薬という手段もありますので、一度クリニックで相談してみるのもおすすめです。

生活習慣を改善する

睡眠不足など生活習慣の乱れを感じている方は、改善に取り組んでみましょう。

生活習慣を改善すればストレスが減少し、さらには動脈硬化の予防につなげることができます。

規則正しい生活を心がけるのはもちろん、十分な睡眠を取れる環境を整えましょう。

また、喫煙や過度な飲酒も血流を悪化させますので、禁煙や禁酒に取り組むことも大切です。

ただし、一度に改善しようとするとストレスが溜まったり、私生活に影響が出たりすることもあります。

無理のない範囲で、できることからコツコツ取り組みましょう。

食事の見直しで必要な栄養素を摂取

食生活を見直してみることも大切です。

食事は健康的な生活を送るために欠かせないのはもちろん、性機能にも少なからず影響します。

ジャンクフードなどの栄養が偏った食事は避け、魚や野菜もバランスよく取ることを大切にしましょう。

特に積極的に摂取したい栄養素は亜鉛です。

亜鉛は性機能に関わるミネラルで、テストステロンの生成に重要な役割を果たしています。

牡蠣や豚肉、卵(卵黄)に豊富に含まれるため、これらの食材を意識して取り入れましょう。

食事とEDの関係性について詳しく知りたい方はコチラ

適度な運動を行う(肥満の解消)

適度に運動することも中折れの改善につながります。

肥満傾向がある方は、血液の流れが悪く、中折れのリスクも高い傾向があります。

そうした肥満状況を改善するためにも、適度に運動することが大切です。

また、運動は肥満の解消だけでなく、ストレスの発散や生活習慣病の予防と改善にも効果があります。

体を動かすことでストレスを発散すれば、メンタルに起因する中折れを改善できます。

血流も改善されますので、中折れの原因となる動脈硬化や糖尿病などの病気も予防可能です。

筋トレでEDを改善する方法について紹介した記事はコチラ

精力剤やサプリメントの活用

精力剤やサプリメントを取り入れてみるのもよいでしょう。

サプリメントなどの中には、男性機能にアプローチするものや、性機能改善をサポートするものがあります。

これらを取り入れることで、中折れの予防や改善が期待できます。

精力剤・サプリメントを選ぶ際は、補給できる成分をチェックしましょう。

亜鉛はもちろん、栄養豊富なマカを配合したものがおすすめです。

このほか、血流改善効果があるアルギニン・シトルリンなどを配合したものも効果が期待できます。

ED治療薬の服用で自信を取り戻す

一度中折れを経験すると、「また起こるのでは…」と不安を感じ、悪循環に陥るリスクがあります。

そうした状態を回避したい方は、ED治療薬を服用し、自信を取り戻すことも検討しましょう。

ED治療薬を服用し、「勃起して性行為ができる」という自信を取り戻せば、中折れのリスクも低減します。

特に20代・30代男性の場合、自信を取り戻すことで、いずれはED治療薬がなくても中折れしない状態まで改善する可能性もあります。

そのため、まずはED治療薬を服用し、男性としての自信を取り戻すことが大切です。

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