シアリス

タダシップの正しい飲み方を解説|注意点やポイントもご紹介

シアリス

タダシップの飲み方に関する基礎知識

タダシップは飲み方が大切な薬です。

以下の飲み方をしっかり守って服用しましょう。

・1回あたりの用量は2分の1錠から1錠(タダラフィル換算で10~20mg)
・初回はタダシップを半分に割ってから飲むことを推奨
・服用のタイミングは性行為の1時間以上前
・服用は食前・食後どちらでも問題なし
・服用間隔を24時間以上空けること

タダシップの用量は1回あたり2分の1錠または1錠です。

効果を得るためにも1回の用量を2分の1以下にしたり、2錠同時に飲んだりすることは避けましょう。

タダシップの飲み方のポイント

タダシップは飲み方が細かく決められています。

先発医薬品のシアリスとほぼ同じですが、以下を押さえておきましょう。

・水またはぬるま湯で服用
・服用は1日1回まで、服用間隔は24時間以上
・服用は空腹時がよい
・食後の服用なら800kcal以下のアッサリした食事を推奨
・アルコールを摂りすぎないこと
・グレープフルーツと併用してはいけない

タダシップの飲み方のポイントについて、それぞれ詳しく解説します。

性行為の1時間以上前に、水またはぬるま湯で服用する

タダシップを服用するタイミングは、性行為の1時間以上前を目安にしましょう。

個人差はありますが、タダシップの効果が出始めるまでには1時間程度かかります。

性行為の直前だと効果が得られませんので、服用する時間には注意が必要です。

服用時は水またはぬるま湯を用いましょう。

お茶やコーヒー、ジュースなどで服用すると効果に影響する恐れがあります。

服用のタイミングは特に決まりがなく、食前・食後どちらでも問題ありません。

飲むのは1日1回まで(服用の間隔は24時間以上空ける)

タダシップを服用する場合は、服用回数は1日1回までにしておきましょう。

投与回数が1日1回と決められていますので、それ以上服用すると副作用が生じてしまう恐れがあります。

効果が実感できないからといって自己判断で服用してはいけません。

また服用の間隔は最低でも24時間以上空けることが重要です。

タダシップの効果は時間と共に弱まりますが、最大で36時間程度は効果が持続するとされています。

副作用のリスクを抑えるためにも、再度服用する際は必ず24時間以上間隔を空けましょう。

空腹時に服用を推奨

タダシップの服用タイミングは、食前・食後どちらでも構いません。

しかし、十分に効果を実感したいのであれば、可能な限り食前や空腹時の服用をおすすめします。

タダシップの先発医薬品であるシアリスは、食後より空腹時に服用したほうが効果を実感できた、という声が多く見られます。

ジェネリックであるタダシップも同様で、空腹時の服用の方が効果が期待できます。

もちろん個人差はありますが、性行為の1時間前の食事は避けるか、できるだけ空腹時の服用を意識しましょう。

食後に服用する場合は、あっさりとした食事にする(目安は800kcal以下)

タダシップを食後に服用する場合、できるだけあっさりとした食事をおすすめします。

食事の影響を受けにくいとされるタダシップですが、実際は人それぞれ感じ方が異なります。

揚げ物やファストフードなど、脂分が多い食事は効果に影響する可能性があるため、なるべく避けておきましょう。

食事のカロリーの目安は800kcalです。

脂分の多い食事の場合、800kcalを簡単に超えてしまうことがあります。

食事はヘルシーな料理を意識し、腹7~8分目で止めておきましょう。

お酒の飲みすぎは控える

タダシップを服用する際は、お酒を飲みすぎないように注意が必要です。

お酒はリラックス効果があるため、適度な摂取であれば基本的に問題はありません。

しかし、過度にアルコールを摂取すると、タダシップの効果に影響を及ぼす可能性があります。

飲みすぎると脳神経の活動が低下し、性的な刺激が脳に伝達されなくなることがあるためです。

その結果、ペニスが勃起しなくなってしまう恐れもあります。

またタダシップは血管を拡張させるため、お酒が通常より回りやすくなります。

グレープフルーツとの併用はNG

タダシップとグレープフルーツの併用は避けましょう。

原則としてNGで、薬の効果に悪影響を及ぼす可能性があります。

グレープフルーツに含まれるフラノクマリン類は、有効成分の吸収を大幅に増やす危険があるためです。

そのため、タダシップを服用する前後にグレープフルーツを食べると、効果が強く出る恐れがあります。

またタダシップをグレープフルーツジュースで服用することも危険です。

先に述べたように、水かぬるま湯で服用しましょう。

タダシップの飲み方に関する注意点

タダシップは、服用する回数や間隔など飲み方のポイントを押さえて用いる必要があります。

正しい飲み方を心がければ、副作用が出るリスクは低めです。

一方、タダシップは誰にでも効果があるED治療薬ではありません。

中には服用できない方もいますので、該当する場合は服用を避けましょう。

またタダシップは併用禁忌薬や、注意を要する薬もいくつかあります。

現在何らかの薬を服用している方、医師から処方を受けている方も注意が必要です。

タダシップの副作用についての詳細はコチラ

タダシップを服用できない方

下記に当てはまる方は、タダシップを服用することができません。

・過去にタダシップの含有成分で過剰反応を経験した人
・疾病の治療で硝酸剤(ニトログリセリンや硝酸イソソルビド、亜硝酸アミルなど)を用いている人
・過去3ヶ月以内に心筋梗塞を発症した人
・過去6ヶ月以内に脳梗塞または脳出血を経験した人
・不安定狭心症の人
・性行為中に狭心症を起こしたことがある人
・心臓に障害があるなど、性行為が難しいと考えられる人
・不整脈または低血圧の人
・血圧が安定していない高血圧の人
・肝臓に重い障害を抱えている人
・網膜色素変性症の人

タダシップの併用禁忌薬・併用注意薬

タダシップは下記の薬との併用が禁止されています。

・ニトログリセリンや硝酸イソソルビド、亜硝酸アミルなど硝酸剤やNO供与剤
・sGC刺激剤・リオシグアト(アデムパス)

タダシップと、狭心症や心不全などの治療に用いられる硝酸剤を併用してはいけません。

急激に血圧が低下するなど、非常に危険な症状が出てしまう恐れがあります。

またcGMPの産生を促すsGC刺激剤との併用も禁止です。

不安がある方は、かかりつけの医師と相談してから服用を判断しましょう。