以下の表は、バリフの効果についてまとめたものです。
効果 | 勃起不全の改善・勃起維持 |
効き始め | 服用から15~30分ほど |
持続時間(10mg) | 約5時間 |
持続時間(20mg) | 約8~10時間 |
バリフは、男性器周辺の血流を促すことで勃起しやすい状態に整える血管拡張作用を持っています。
有効成分であるバルデナフィルは有名なED治療薬「レビトラ」と同成分で、レビトラのジェネリック医薬品に当たります。
本記事ではさらに詳しくバリフの効果についてご紹介します。
バリフの効果
バリフは「バルデナフィル」を有効成分とするED治療薬です。
バルデナフィルの血管拡張作用によって全身の血管が拡張され、ペニス内部への血流を促進して血流量を増やします。
これにより、正常な勃起が促されてEDを改善する効果があります。
バリフは他のED治療薬同様、性的な興奮や刺激があった場合に、正常な勃起が起こるようにサポートする薬です。
服用したからといって、ずっと勃起が起こったままになるわけではありません。
バリフの作用
バリフの有効成分であるバルデナフィルには血管拡張作用があり、これによって陰茎周辺の血流を促します。
そもそも勃起は、性的刺激を受け取った脳が体内に「NO(一酸化窒素)」を放出させることがきっかけとなって起こります。
NOは血管において、血管に存在する血管平滑筋を弛緩させる物質「cGMP(環状グアノシン一リン酸)」の産生を増加させます。
cGMPは血管平滑筋の弛緩を促し、血管を拡張させます。
その結果、拡張した無数の糸のように走っている陰茎海綿体の血管に血液が流れ込んで陰茎海綿体が硬くなります。
これが勃起の一連の仕組みです。
やがて、性的興奮が収まると勃起も収まりますが、それは「PDE-5(ホスホジエステラーゼ5)」という酵素によるものです。
勃起状態は長時間続くと問題があるため、性的興奮が収まると身体はPDE-5を使ってcGMPを分解することで勃起を消退させます。
このPDE-5が何らかの原因によって性行為の際に増え過ぎてしまうことがあります。
するとcGMPの働きが抑えられ続けてしまい、勃起が妨げられEDにつながるのです。
つまりED(勃起不全)は「勃起を促すcGMPが減少しても勃起を収めるPDE-5が出続けている」ことが原因で引き起こされる症状です。
バルデナフィルはPDE-5の働きを阻害してEDを治療する治療薬のため、「PDE-5阻害薬」と呼ばれています。
バリフの効果の特徴
バリフはバルデナフィルを有効成分とするED治療薬です。
バルデナフィルにはその他ED治療薬に勝る特徴があります。
バリフの効果の特徴について詳しく解説していきます。
服用から最短15分の即効性
バリフは即効性が高く、服用から最短で15分ほどで勃起効果を発揮し始めます。
個人差はありますが、最短で15分ほどで効き始めるため、性行為のタイミングを服用後45分から1時間前後に合わせるのがおすすめです。
というのも、服用後にバリフの成分の血中濃度がピークになるのは、服用から45分~1時間前後だからです。
バリフの効果を最大限に感じたいときは、この時にペニスを膣に挿入するタイミングと合わせるとよいでしょう。
バリフはED治療薬の中でも最も効果の発現が早いので、性行為の前30分から直前のタイミングで服用すると、このタイミングと合わせやすいです。
この即効性により、相手が突然来訪してきたときや、急にいい雰囲気になった時などにも対応できます。
なお、効果を最大限に引き出す方法として空腹時の服用が推奨されます。
バイアグラよりも長い効果持続時間
【バイアグラとバリフの持続時間】
バイアグラ(50mg) | 約4~6時間 |
バリフ(10mg) | 約5時間 |
バリフ(20mg) | 約8~10時間 |
バリフの効果が持続する時間は、10mgを服用した時は約5時間、20mgを服用した時は約8~10時間ほど勃起効果が持続します。
有名なED治療薬の「バイアグラ」は効果の持続時間が4~6時間程度のため、バリフを20mg服用するとバイアグラの約2倍もの時間、効果の持続が期待できます。
効果が長く続く分、性行為に余裕を持って臨むことができます。
血中濃度がピークに達するのが服用から45分~1時間前後のため、このタイミングに合わせて服用する時間を逆算するのが効果的です。
バリフの血中濃度半減期は10mg、20mgのどちらの時でも約4時間です。
他のED治療薬に比べ勃起力が高い
服用後の勃起時の「硬さ」の面で、最も秀でているのがバリフの有効成分である「バルデナフィル」です。
バイアグラやシアリスと比較しても勃起力が高いとされています。
世界的にはバイアグラ100mg服用時の勃起力が最も高いとされており、そのために人気もありますが、バイアグラ100mgの服用は小柄な日本人の体格には用量が多すぎるため、日本国内でのED治療薬処方がありません。
そのため、日本人が服用しても問題ないとされる用量で有効成分の含有量が多いのがバルデナフィル20mgとなります。
より硬さを求める方にはバリフ20mgがおすすめです。
バリフの効果に食事が与える影響
ED治療薬は食後に服用すると食事の影響を受けて薬の効果を最大限に発揮できなくなることがありますが、バリフは食後の服用でも効果を発揮しやすいとされています。
バリフが食事の影響を受けづらいとされているのは、有効成分の「バルデナフィル」が、ほかのED治療薬「バイアグラ」や「シアリス」と比べて、やや水や胃酸に溶けやすい成分であるためです。
しかし、「この3剤の中では比較的食事の影響をうけづらい」という程度のため、バリフの効果を最大限に実感したい場合は空腹での服用が望ましいです。
バリフの正しい飲み方を紹介したコラムで食事の影響についても詳しく触れているので、是非ご覧になってみてください。
バリフの副作用
他の医療用医薬品と同じく、バリフにも副作用が現れる可能性があります。
バリフは、血管が拡張される作用によって現れる副作用が多いとされ、主な症状には以下のようなものがあります。
詳しくは、バリフの主な副作用についての記事をご覧ください。
バリフは安全なED治療薬
バリフはネット上で「危険」との声を見かけることもありますが、メーカー正規品のバリフは安全性を魅力の一つとして長きに渡って服用されています。
バリフを製造しているアジャンタファーマはインドを本拠とする世界的な製薬メーカーです。
世界30ヶ国に拠点を持って製品を輸出しており、その実績が安全性を担保しているといえるでしょう。
近年では片頭痛薬トピラマートの販売について、USFDA(米国食品医薬品局)から承認を受けました。
トピラマートだけではなく、審査基準の厳しいUSFDAから承認された医薬品を多く製造しており、このことが先進国からも信頼されている製薬会社である証といえます。
ライフパートナーでは第三者機関で鑑定したバリフを販売していますので、さらに安心してご利用いただけます。