レビトラ

レビトラは女性が服用しても大丈夫?|よくある誤解と注意点

レビトラ

レビトラは女性でも服用できる?

レビトラは人気の高いED治療薬ですので、基本的に男性が処方される薬です。

しかし、女性がレビトラを服用すると性的な感度が高まったり、いつもより濡れやすいという話もあります。

ただ、これらはあくまで噂の域を出ていないものであり、医学的にも根拠はありません。

レビトラに限らず、ED治療薬はEDの改善を試みた医薬品です。

つまりは男性のための薬であり、そもそも女性の身体に影響を与える理論で開発はされていないのです。

レビトラに関するよくある誤解

レビトラなどのED治療薬はED改善を目的とした血流を促すことができる医薬品です。

そのため性欲を高める話とはまったく異なります。

そのような噂が出てきたのは、女性のクリトリスは男性の性器に似ていて、性的興奮をすることで増大することでクリトリスの増大で感度が高まったり、濡れやすくなると誤解を生じさせたことが理由です。

女性が飲むことで、いわゆる媚薬的な効果が期待されたという話ですが、レビトラにはそのような効果はありません。

性欲が増すことはない

結論から言えば、レビトラなどのED治療薬を服用しても性欲が増すことはありません。

媚薬的な効果はないのです。

ED治療薬は、基本的に勃起障害を抱えた男性の性器に血流を促すために血管を拡張するものです。

ただ血流を促すものであり、服用しても性的な興奮がなければ効果を発揮しません。

そのため服用しても性欲を高めるようなことはないのです。

もちろん女性が服用してもそれは同じことです。

性欲は、あくまで別の問題だと考えて間違いはありません。

レビトラを女性が服用することに対するリスク

一般的にレビトラは医薬品になりますので、医師の処方によって初めて手に入ります。

その処方は男性の勃起障害に対してになりますので、女性が服用することを目的に手に入れることはできないのです。

もし女性に処方をしてしまったら、どんな危険が潜んでいるのか医師ですら分からないのが現状です。

男性の身体に合わせて作られている治療薬を女性の身体がどのような反応を示すのか分からないことから、女性の服用は大きなリスクを秘めています。

服用は自己責任

レビトラを他人から譲ってもらったり、海外からの個人輸入で手に入れることもあるでしょう。

ネットの口コミや情報を探っても良いことが書かれていることもあれば、悪いことが書かれていることもあり判断は難しいです。

ただ、何が起きるのか分からないのは同じです。

最も懸念されているのは予期せぬ副作用です。

男性とは異なる副作用が現れないとも限らず、気軽に服用して大きな障害が出ても副作用救済制度は利用できません。

完全に自己責任となります。

女性への臨床試験データが不十分

レビトラは一般の男性が服用しても副作用が起きる可能性がある治療薬です。

もちろん十分な実験と実証の積み重ねで販売されている薬ですが、男性専用に開発されていることから女性の身体へどのような影響を与えるのか分かりません。

理由としては女性の臨床試験は行われていないからです。

データが不十分なため、未知の副作用が起こる可能性も0ではなく、男性に起きる副作用よりも重大なダメージを身体に負う危険性すら考えられます。

遊び半分で気軽に女性が服用するのには危険すぎます。

女性用バイアグラは開発されている

男性のED改善をするためにED治療薬は開発されていますが、女性も性的な効果を促す治療薬は存在するのか疑問に持つこともあるでしょう。

レビトラと同じくED治療薬のバイアグラがありますが、実際には女性版バイアグラと呼ばれる薬が存在します。

バイアグラの有効成分であるシルデナフィルを使用して作られています。

ラブグラやマレグラなど、女性の下半身を中心に血流を促すことで濡れやすくなったり、感じやすくなるというものです。

女性向けにバイアグラを処方しているクリニックもある

ED治療薬を処方している専門のクリニックでは基本的に男性のEDの治療がメインになるため、あまり女性の治療などはほとんど期待できません。

ただ、中には女性用バイアグラを処方してくれるクリニックも存在しているのです。

女性の性的興奮に関する相談などに配慮をしているみたいですので、どうしても性的な興奮が感じられなくなったときには相談をしてみても良いかもしれません。

バイアグラを女性が飲んだ場合について詳しく知りたい方はコチラ

女性のレビトラ服用は自己責任

ネットの世界では、女性がレビトラを服用すれば性的な興奮が高まって濡れやすくなるという噂や口コミがあります。

しかし、レビトラはあくまで男性向けに開発されていることもあり、女性の臨床試験などのデータもなく有効性は確認されていません。

重大な副作用も考えられますし、仮に起きても保証はされません。

もし服用するのであれば、完全な自己責任になります。

遊び気分で軽い気持ちで服用するのではなく、重大なリスクが存在することを肝に銘じておく必要があります。