EDはErectile(勃起) Dysfunction(機能不全)と呼ばれる男性特有の性機能障害の1つです。
そんなED(勃起不全)はいつからなりやすい年齢になってしまうのでしょうか?
EDはいつから発症する?
一般的にEDになりやすい年齢は40歳以上といわれています。
40歳以上がED(勃起不全)になりやすい大きな要因の一つとして生活習慣病があります。
生活習慣病は生活の悪習慣が身体の不調として蓄積され、徐々に疾患として現れ始めます。
生活習慣病は動脈硬化が関わる疾患が多いため、ED(勃起不全)にも影響します。
男性の現役は何歳まで?
ED(勃起不全)の比率がかなり高いとされる70代であっても、まだまだ現役で勃起に支障がない方はいらっしゃいます。
そのため「男性の現役は何歳までか」については一概にはいえませんが、40代を境に生活習慣病のリスクが大きく高まるため、ED(勃起不全)になりやすくなるのは事実です。
現役である期間を長くするには適切な健康管理や運動、バランスの取れた食事、ストレス管理が重要です。
それらによってED(勃起不全)に確実にならない、とはいえませんが大きなリスク回避の可能性を向上させることは出来るでしょう。
EDになりやすい人の特徴
現在、ED(勃起不全)でない方でもEDになりやすい特徴を持っている人は十分に注意が必要です。
ED(勃起不全)になりやすい人の特徴として以下が挙げられます。
・日頃から生活習慣が乱れている
・喫煙者
・飲酒量が多い
・精神的疲労が多い、または感じやすい
これらの特徴に当てはまる人はED(勃起不全)になりやすいとされています。
ED症状の大小に関するコラムにEDになりやすい人の特徴も掲載していますので、気になった方はコチラも合わせてご覧ください。
EDの治療方法について
EDの治療方法は多岐にわたりますが、大きく分けて原因となる2つを改善していくものになります。
・血行改善
・メンタル改善
これらに有効な治療方法として、以下が挙げられます。
・生活習慣の改善
・ED治療薬の使用
生活習慣の改善によるEDの治療には即効性がないため、ED治療薬の使用と並行していくことで将来的にED(勃起不全)から立ち直った状態を目指す事が重要です。
EDの治療方法についてさらに詳しく知りたい方はコチラも合わせてご覧ください。
ED治療薬について
一般的なED治療の方法としてED治療薬は病院でも処方されています。
服用から最短15分で勃起効果を発揮するED治療薬も存在し、ED治療における即効性においては右に出るものはありません。
しかしながらED治療薬は服用から数時間~1日が経過すれば勃起力も減退していきます。
ED(勃起不全)を完治させる薬ではなく、あくまで勃起のサポートを行う補助薬としての役割であると考えてください。
ED(勃起不全)に悩まされない状態を目指す場合、生活習慣やメンタル面の改善を長期的に継続しながら適宜ED治療薬を使用して勃起をサポートしていく治療方法が一般的です。
ED治療薬を使用するタイミングは?
ED治療薬を使用するタイミングは種類によって異なりますが、性行為の30分~1時間前に服用することが推奨されます。
勃起は通常、性的刺激によって発現します。
そのため、性行為を予定している時間帯に合わせて服用することが重要です。
具体的なタイミングや服用方法については使用するED治療薬の服用方法をご確認ください。
ED治療薬は何歳まで服用できる?
ED治療薬の服用可能な年齢についての一般的な上限は存在しません。
70代や80代であっても、ED治療薬を服用して行為に臨んでいる方はいらっしゃいます。
しかし、年齢にかかわらず抱えている疾患や服用している薬などによってはED治療薬の併用ができない場合があります。
もし現在疾患を抱えている方や服用中の薬がある上でEDの治療について考えている場合は、一度医師への相談を行うことをおすすめします。
EDになりやすい年齢と特徴を知り正しい治療を
ED(勃起不全)は年齢を問わず症状が現れますが、生活習慣病リスクの点から40歳以上はなりやすく注意が必要です。
予防策として日々の生活習慣に気を付けるとともに、もしED(勃起不全)になってしまった場合はED治療薬を併用した改善が一般的です。
もし自分がEDかもしれないと悩んでいる方は早期の治療を検討してみましょう。