アフターピル

アフターピルを飲んでも妊娠した原因│よくある失敗談や注意点を解説

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24時間以内に服用するノルレボやアイピル、性交後5日まで使用できるエラなど様々な種類のアフターピルを取り扱い!
いざというときのために常備しておくと安心な薬です。

アフターピルを飲んでも妊娠した理由

アフターピルは緊急避妊ピルとも呼ばれ、避妊の失敗または避妊をせずに性行為をおこなった場合、72時間以内に服用することで効果を発揮します。

アフターピルは避妊率がかなり高く、正しく使用した場合99%に近い確率で避妊できるとされています。

ただし、正しく服用できていない場合や、体調や体質によっても左右されるため、100%の確実性はありません。

アフターピルの使用は避妊の確率を高めますが、絶対的な保証はないため、妊娠してしまう可能性もあるのです。

本記事では、アフターピルを服用したにもかかわらず避妊に失敗してしまった理由を詳しく解説し、避妊成功の確認方法なども併せて紹介します。

服用タイミングが遅かった

アフターピルは、性行為のあと、72時間以内に服用する必要があります。
服用が早ければ早いほど避妊率が高くなりますが、以下の理由により服用が遅れる場合があります。

服用が遅れてしまうケース
  • 休日で医療機関が休診していた
  • 仕事が忙しく受診できなかった
  • 医師への相談をためらった

ただし、これらの状況でも、適切なアフターピルを選択することで避妊効果を得ることが可能です。
たとえば、ノルレボは72時間(3日)以内の服用が必要ですが、エラワンは120時間(5日)の猶予があり、96〜120時間のあいだでも98.9%の避妊効果があります。

土日祝日を挟んだとしても避妊効果のある時間内に服用できるため、服用タイミングに心配がある方はエラワンがおすすめです。

関連ページ
アフターピルは何時間以内に服用するべきか│時間内に飲んでも失敗するケースをご紹介

アフターピルとの飲み合わせが悪かった

アフターピルは、併用禁忌や併用注意の医薬品と同時に服用することで効果が著しく低下する場合があります。

とくに、以下は成分の吸収に影響を及ぼし、避妊効果が低下する可能性があるため、十分な注意が必要です。
アフターピルは必ず水で摂取するようにしましょう。

飲み合わせが悪い成分
  • お茶を含むカフェインが入った飲み物
  • アルコール、炭酸水
  • 一部の医薬品

カフェインはアフターピルの吸収を妨げる可能性があり、アルコールや炭酸水も避妊効果を低減させるとされています。
アフターピルの効果を下げる医薬品としては、抗けいれん薬、HIVプロテアーゼ阻害剤、抗酸菌症治療薬などが挙げられます。

これらの医薬品は、アフターピルの効果を減弱させるほかにも、副作用が強く現れる可能性もあるのです。
また、セント・ジョーズワートなどのリラックス効果のあるハーブも、アフターピルの効果を低下させる可能性があるため、注意が必要です。

関連ページ
アフターピルの正しい服用方法|いつ飲むべきか?種類別服用タイミング

アフターピル服用後の性行為

アフターピルを服用した際、数日間は避妊をせずに性交をしても妊娠の心配はないと勘違いする方が多く見られますが、これは誤解です。

精子は子宮内で約3日間生存するため、アフターピル服用後に避妊を怠ると、排卵が遅れ卵子と精子が受精する可能性が高まり、妊娠の確率が上がります。

アフターピルを服用後、次の生理が始まるまでは確実に避妊できたかどうかは分かりません。

避妊が確認できるまでは、性行為を控えることが重要です。

アフターピル服用後嘔吐してしまった

服用後3時間以内に嘔吐してしまった場合、有効成分が十分に吸収されていない可能性があるため、避妊効果が十分に発揮されない恐れがあります。
このため、アフターピルを服用してから3時間以内に嘔吐してしまった場合は、改めて1錠を服用してください。

ピルの服用から3時間が経過している場合には、有効成分が体内に吸収されている可能性が高いため、再度服用する必要はありません
吐き気や嘔吐を防ぐためにも、服用後は消化の良い食事を心がけましょう。

また、空腹時の服用は吐き気を伴うことがあるため、軽く食事を摂ったあとにピルを飲むことが望ましいです。

関連ページ
アフターピルの副作用と対処方法|種類別の副作用発現率

自分に合ったアフターピルを選んでない

アフターピルの中でも一般的に使用されることの多いノルレボは、個々の体質によって合わない場合があります。

ノルレボは、体重が75kgを超える方や、体格指数(BMI)が25kg/m2よりも大きい方には、緊急避妊薬としての効果が発揮されにくいとされています。

体重が75kgを超え、または体格指数(BMI)が25kg/m2を超える場合は、ノルレボではなく、エラというアフターピルをおすすめします。

避妊に成功したか確認する方法

避妊に成功したかどうかを確認する方法には、主に以下の2つが挙げられます。

アフターピルの失敗原因

以下の項目では、これらの詳細について解説していきます。

消退出血をチェックする

消退出血はアフターピルの服用後、およそ2週間以内に起こり、2〜3日間つづくことが特徴です。
消退出血は、薄くなった子宮内膜が剥がれることによって生じる出血であり、これが起こることで避妊に成功した可能性が高いと判断されます。

ただし、排卵後にアフターピルを使用した場合は、消退出血が起こらないことも。
その場合でも、月経予定日の前後に十分な出血があれば、避妊に成功したと見なされます。

また、アフターピルはホルモンのバランスを大きく崩すため、月経の周期が乱れる傾向があります。
そのため、ピル服用後は月経のタイミングが乱れ、通常よりも数日遅れる可能性がありますが、とくに問題はありません。

ただし、予定日から1週間以上過ぎても月経が来ない場合は、妊娠検査薬などで検査する必要があります。

関連ページ
アフターピルで生理遅れる?生理と消退出血との違いについて

妊娠検査薬を使用する

アフターピル服用後の妊娠検査薬使用に関しては、服用から3週間後を目安にしてください。
この時点で妊娠検査薬を使用し、結果が陰性であれば、避妊が成功した可能性が高いと考えられます。

検査が早すぎる場合、適切な結果が得られないことがあるため、焦らずに時間を置いて検査をおこなうようにしてください。
さらに、消退出血が生じた場合はそれを月経とみなすことができ、避妊が確実におこなわれたと判断できます。

妊娠検査薬の結果が陰性でありながら、1ヶ月以上経過しても生理や消退出血がない場合は、改めて妊娠検査薬で検査をおこなうか、産婦人科を受診してください。

アフターピルは100%避妊ができるわけではない

アフターピルは効果が非常に優れた緊急避妊薬であり、正しく服用することで妊娠のリスクを大幅に減少させることができます。

ただし、服用後に必ず避妊効果が得られるわけではなく、時間の経過やそのほかの要因により避妊に失敗するケースもあります。

また、アフターピルはあくまでも一時的な避妊薬であり、連続しての服用には適していません。

日常的な避妊や確実な避妊を望む場合は、低用量ピルの服用がおすすめです。

低用量ピルは用法用量を守って服用することで、約99%の避妊率を得ることができます。

アフターピル以外の避妊方法

アフターピルは性行為後に服用することで妊娠を防ぐことが可能ですが、副作用などが伴うため身体への負担が大きく、定常的な服用には適さない避妊薬です。
また、アフターピルはホルモンバランスを大きく変動させるため、短期間による連続の服用は推奨されていません。             

このため、日常的に避妊がおこなえる低用量ピルやコンドーム、子宮内避妊用具などの避妊方法もひとつの手段として取り入れましょう。

避妊方法避妊成功率メリットデメリット
アフターピル24時間以内:95%
48時間以内:85%
72時間以内:58%
性交後の避妊が可能副作用がある
時間制限がある
低用量ピル99.7%避妊効果が高い
生理痛やPMS改善にも効果的
性病予防はできない
毎日の服用が必要
コンドーム98%入手しやすい
性病予防にも適している
男性側の協力が必要
避妊具の取り扱いに失敗することも
子宮内避妊用具99.4%2~5年程度避妊効果を維持
経血量の減少効果
通院の必要がある
装着時痛みを伴う
※いずれも正しい服用・使用方法に限ります。

これらの避妊方法は、正しく服用・使用することで確実な避妊効果を得ることができます。
それぞれの避妊方法のメリットやデメリットを十分に理解し、自分自身またはパートナーとのライフスタイルや心身的な特徴などにあった方法を選択してください。

商品 マーベロン

マーベロン

トリキュラー

トリキュラー

ダイアン35

ダイアン35

オブラル-L

オブラル-L

種類 1相性 3相性 1相性 1相性
成分量 デソゲストレル0.15mg
エチニールエストラジオール0.03mg
エチニルエストラジオール0.03mg
レボノルゲストレル0.05mg
酢酸シプロテロン2mg
エチニルエストラジオール0.035mg
レボノルゲストレル0.15mg
エチニールエストラディオール0.03mg
価格 2,000円~
28錠
2,180円~
21錠
2,500円~
21錠
1,400円~
21錠
特徴 国内処方の低用量ピル
認知度の高い低用量ピル
飲み忘れ防止の28錠タイプ
国内処方の低用量ピル ニキビの改善にも効果的 副作用が出にくい
商品ページ

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アフターピル服用後の妊娠についてよくある質問

ここからは、以下のよくある質問について答えていきます。

注意点も交えて解説していくため、ぜひ参考にしてください。

アフターピルを服用すると今後不妊になることはありますか?

アフターピルの避妊効果は一時的であり、将来的に不妊につながる心配はありません。

アフターピルは、排卵を遅らせ、着床を防ぐことで妊娠を回避しますが、これらの効果は一時的なものであり、不妊に直接的な影響はないため安心してください。

ただし、アフターピルは連続しての使用には適していません。

繰り返しの服用や依存が生じた場合、身体に大きな負担となり、不妊のリスクが生じる可能性があります。

排卵日付近でアフターピルを服用した場合、妊娠率は変化しますか?

結論として、アフターピルは排卵後も高い効果を発揮します。

アフターピルは、排卵を遅らせることで卵子と精子の結びつきを減少させて着床を阻害するため、妊娠の可能性を低く抑えることが期待できます。

また、妊娠する確率は、排卵日前後でもそれ以外の期間でもほとんど変わりません。

適切なタイミングでの使用が重要であり、できるだけ早い段階での服用が効果を最大限に発揮します。

もし受精していた場合、アフターピルの避妊効果はどうなりますか?

アフターピルは、受精したあとでも高い避妊効果を発揮します。

妊娠は卵子と精子の受精だけでは成立せず、受精卵が子宮内膜に着床する必要があります。

アフターピルは、この着床を阻害することで妊娠を回避することを目的としているため、受精後でも高い避妊効果が期待できるのです。

受精していた場合においても、できるだけ早い段階での服用が避妊効果を最大限に発揮するために重要となります。

もしすでに着床していた場合、アフターピルを飲んでも効果ないですか?

すでに受精卵が着床してしまった場合、アフターピルを服用しても避妊効果は期待できません。

アフターピルは排卵を遅らせ、子宮内膜に変化をもたらすことで受精卵の着床を防ぐことを目的としています。

したがって、すでに受精卵が着床してしまった場合、アフターピルを服用しても避妊効果は期待できません。

ただし、受精卵ができて着床するまでには一定期間の時間を要するため、早期にアフターピルを服用することで十分な避妊効果を得ることができます。

アフターピルを飲んでから生理が遅れているので妊娠していないか不安です。

アフターピルの服用により、生理が予定日から10日ほど遅れる場合があります。

アフターピルは排卵を遅らせる作用があるため、生理周期が変動する可能性があり、生理が予定日通りに来ない場合があるのです。

ただし、生理予定日から10日以上遅れている場合は、アフターピルの効果が発揮されず、妊娠している可能性も考えられます。

その場合は、妊娠検査薬の使用で確認するか、婦人科での受診をおすすめします。

参考サイト

当ページの情報は以下の参考サイトの情報を元に掲載しています。


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