ED(勃起不全)

ED治療薬は市販で購入できる?精力剤や漢方との違いについても解説

ED(勃起不全)

ED治療薬は市販されていない

バイアグラやレビトラなどのED治療薬は市販で購入することができません。

ED治療薬は処方箋が必要な医薬品のため、入手するには医療機関で医師の診察を受ける必要があります。

現状、ED治療薬は以下3つの方法で購入可能です。

この記事ではED治療薬の購入方法について詳しく説明していきます。

病院での処方

ED治療薬を病院で処方してもらう場合、以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット

・医師に直接診察してもらえる
・1錠から処方してもらえる

デメリット

・1錠あたりの価格が高い
・検査料や診察料が発生する
・通院する必要がある

病院ではED治療薬の処方前に医師からの診察があります。

そのため「実際に薬が必要なレベルのEDなのか」「どのED治療薬が適しているのか」など自分に合ったED治療薬を見つけるための相談を医師にすることが可能です。

自分に適したED治療薬が見つかっていないうちは1錠から処方してもらえることも安心感があります。

ただし、病院処方の場合はED治療薬の価格が通販よりも高く、検査料や診察料といった費用も発生します。

オンライン診療での処方

病院に通院するのが手間という方は、オンライン診療でED治療薬を処方してもらう方法もあります。

オンライン診療のメリット・デメリットは次の通りです。

メリット

・通院の手間が省ける
・定期便などを利用すれば、毎月決まったタイミングに薬が届く

デメリット

・1錠あたりの価格が高い
・オンライン診療の手数料が別途発生する場合がある

オンライン診療ではパソコンやスマートフォンを使い、カメラ越しに医師からの診察を受けます。

受診から自宅に薬が届くまで、全てオンライン上で完結できるので「忙しくて通院する時間が無い」という方に最適なサービスだといえるでしょう。

しかし、オンライン診療も病院での処方と同様に「1錠あたりの価格」が高くなりがちです。

通販での個人輸入

ED治療薬には多くの海外製品が存在し、それらは個人輸入という形で通販サイトから購入することが可能です。

ED治療薬を通販で個人輸入する場合、以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット

・購入価格を安く抑えられる
・自宅で受け取る事ができる

デメリット

・医師の診察を受けることができない
・商品の到着まで日数を要する
・1錠からの購入はできない

通販を利用した場合、病院処方やオンライン診療に比べて安価にED治療薬を購入することが可能です。

これはジェネリック医薬品を多数取り扱っていること、まとめ買いでの割引が大きく関係しています。

ジェネリック医薬品とは

先発薬の開発・販売から一定期間が過ぎた医薬品が特許期間を満了し、安価で開発・発売された医薬品を指します。
効果や安全性などは変わらず、価格を抑えて購入することが可能です。

さらに個人輸入では1錠からの購入ができない代わりに、箱単位でのまとめ買いで割引が適用されることもあります。

個人輸入の注意点として、医師の診察を受けない状態でED治療薬を購入することになるため、自分に適したED治療薬を自分で探さなければいけないという点があります。

ED治療薬の種類が多すぎて、どれを選べばいいか分からない」という方は、以下のコラムもぜひ参考にしてみてください。

▶オススメのED治療薬について詳しく知りたい方はコチラ

市販薬やサプリでのED対策について

ED治療薬は市販されていませんが、ED対策商品は数多く市販されています

副作用が現れにくいなど使い易い商品が数多くラインナップされていますが、実際のED対策としてはどの程度活躍してくれるのでしょうか?

上記の4つのカテゴリに分けて紹介していきます。

男性ホルモン配合の塗り薬

ED対策の市販薬として有用なのが男性ホルモンであるテストステロンを配合した塗り薬です。

テストステロンとは

主要な男性ホルモンの一つ。
男性においては性特徴や性機能の発達に関与し、筋肉量や精神面の健康にも影響する。
テストステロンは加齢に伴って減少するため、健康体であっても40代以降は勃起力や性欲に減退が見られやすい。

減少したテストステロンを塗り薬で補うことで、衰えた勃起力のアップが期待できます

しかし、市販薬はED治療薬に比べて即効性はないため、長期的なED対策となります。

テストステロン配合の主な市販薬

・トノス
・グローミン
 など

EDを改善する市販の塗り薬に関して、下記コラムでさらに詳しく紹介しています。

EDに効く塗り薬についてまとめた記事はコチラ

漢方薬

漢方薬を使用したED対策は、身体機能や精神面を内側から整えることで自然に勃起できる状態を目指すものです。

漢方薬は副作用が現れにくいため、医薬品の使用に不安を感じている方におすすめできます。

その一方で、漢方薬には即効性がありません

さらに、効果を感じるまでの時間に大きく個人差があるなど、ED対策として弱い点も持ち合わせています。

漢方薬によるED対策は、なるべく自然体なままEDから脱したいと考える方に選ばれています。

ED対策に用いられる漢方薬

・補中益気湯
・柴胡加竜骨牡蛎湯
・八味地黄丸
 など

精力剤

精力剤は栄養ドリンクタイプや錠剤タイプなど、様々な種類が展開されています。

ドラッグストアやコンビニでも購入できるため、手軽さが人気です。

しかし、手軽に購入できる精力剤に直接的なED対策効果は望めないと考えてください。

手軽に購入できる精力剤の効果効能には「滋養強壮」や「疲労回復」と書かれている事が多くあります。

これらは英気を養うという観点からのED対策になるため、血管の不調を原因とするEDなどには心許ないでしょう。

市販で購入可能な精力剤

・凄十シリーズ
・ユンケルシリーズ
・TENGAメンズチャージ
 など

サプリメント

サプリメントによるED対策は、不足するとEDに繋がりやすい成分を日々補っていくものです。

亜鉛やタウリン、マカなどが代表的な成分です。

サプリメントは健康機能食品とも称され医薬品ではなく食品の分類になります。

しかし、摂取のしすぎは思わぬ不調を招く原因になりかねないので注意が必要です。

日々の食事では補いきれない部分をプラスし、体調を整えていく長期的なED対策として有用です。

ED対策に用いられるサプリメント

・DHC 亜鉛
・DHC マカ
・リポビタンD
 など

EDにも効果的な男性ホルモンを増やすサプリについてはコチラ

ED治療薬と精力剤などに関するよくある質問

ED治療薬をオンラインで購入する際の注意点は何ですか?

正規品を販売している信頼できるサイトから購入することが重要です。

偽物や不正な製品が流通している可能性があるため、購入前にサイトの評判やレビューを確認しておきましょう。

ED治療薬と精力剤の主な違いは何ですか?

ED治療薬は医師の処方に基づき、勃起不全を治療するために特化された薬剤です。

一方、市販の精力剤は性的パフォーマンスの向上や体力の増強を目的としており、必ずしも医学的な証明があるわけではありません。

ED治療薬の代表的なものは?

シルデナフィル(バイアグラ)、タダラフィル(シアリス)、バルデナフィル(レビトラ)などがあります。

市販の精力剤はどのような成分が含まれていますか?

L-アルギニン、マカ、亜鉛、トンカットアリ、ギンセンなど、性機能をサポートするとされる成分が含まれています。

ED治療薬の使用時に注意すべき副作用は?

頭痛、顔のほてり、消化不良、鼻づまりなどが報告されています。