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ヤッペ法の避妊効果について|緊急避妊方法の違い

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ヤッペ法の避妊効果について

ヤッペ法は中用量ピルを用いた方法で、避妊法としては1970年代から存在しており、かつては日本で最も多く行われていた避妊法です。

具体的には、避妊の失敗をした性行為のタイミングから72時間以内に、中用量ピルを2錠服用し、再度その12時間後にもう2錠を服用するという方法です。

ヤッペ法の避妊阻止率は以下の表の通りとなっています。

服用タイミング24時間以内48時間以内72時間以内
妊娠阻止率77%36%31%

※妊娠阻止率:排卵日(危険日)付近での性交での妊娠を防ぐ確率のこと

この記事ではヤッペ法を含む「緊急避妊法の違い」や「緊急避妊法の選び方」について主に解説していきます。

参考ページ
緊急避妊法の適正使用に関する指針|第四章 緊急避妊法に関する追加事項

緊急避妊方法の違い

日本で行われている緊急避妊方法には、現在主流となっている方法が2つ存在しています。

1つは前述した「ヤッペ法」、もうひとつはアフターピルを用いた「レボノルゲストレル法」です。

レボノルゲストレル法は、日本では2011年から行われるようになった比較的新しい避妊法で、大きく違う点は薬の服用方法にあります。

ヤッペ法がプラノバール錠2錠を12時間ごとに2回飲む方法であるのに対し、レボノルゲストレル法は性交後72時間以内に1回服用するだけで済みます。

レボノルゲストレル法は避妊効果も高いため、現在の日本で主流となっている緊急避妊法です。

いずれも避妊効果は100%ではないため、アフターピル服用後3週間以上過ぎても月経がない場合は、妊娠の有無を確認する必要があります。

ふたつの避妊法の違いを表にまとめると以下のようになります。

緊急避妊方法の種類レボノルゲストレル法

レボノルゲストレル法

ヤッペ法

ヤッペ法

24時間以内の妊娠阻止率95%77%
服用回数1回1錠だけ服用1回2錠ずつ2回 計4錠服用
吐き気の副作用が起こる確率23%51%

それぞれの違いについて、以下で詳しく解説していきます。

避妊効果の違い

レボノルゲストレル法とヤッペ法の、いずれの避妊法においても、妊娠阻止率は100%ではありません。

また、薬を飲むタイミングが避妊に失敗した時点から時間が経てば経つほど、妊娠阻止率は低くなります。

緊急避妊方法の種類レボノルゲストレル法

レボノルゲストレル法

ヤッペ法

ヤッペ法

24時間以内の妊娠阻止率95%77%
25~48時間以内の妊娠阻止率85%36%
49~72時間以内の妊娠阻止率58%31%

レボノルゲストレル法は、72時間以内の服用で58%、24時間以内に服用できれば95%の妊娠阻止率を誇っています。

一方、ヤッペ法では72時間以内の服用で31%、24時間以内に服用できても77%の妊娠阻止率と、レボノルゲストレル法と比べると低い水準です。

その他、アフターピルの避妊効果について詳しく知りたい方は以下の記事もご参考ください。 

関連ページ
アフターピルの避妊率について│避妊方法の種類と避妊率の比較

服用方法の違い

レボノルゲストレル法とヤッペ法のふたつの避妊法は、服用方法にも違いがあります。

緊急避妊方法の種類レボノルゲストレル法

レボノルゲストレル法

ヤッペ法

ヤッペ法

服用方法性交後72時間以内に1回服用性交後72時間以内に2錠服用
再度12時間後に2錠服用 合計2回(計4錠)
服用する錠数1錠4錠
服用回数1回2回

レボノルゲストレル法は、性行為後72時間以内に1回1錠を服用することで、避妊効果を得ることができ、ヤッペ法では72時間以内に1回と、再度その12時間後に1回の、合計2回の服用が必要です。

副作用の違い

レボノルゲストレル法とヤッペ法のふたつの避妊法は、副作用の出方にも違いがあります。

緊急避妊方法の種類レボノルゲストレル法

レボノルゲストレル法

ヤッペ法

ヤッペ法

吐き気の副作用出る確率23%51%
下腹部痛の副作用出る確率18%21%
頭痛の副作用出る確率17%20%
嘔吐の副作用出る確率6%19%

各避妊法の副作用には吐き気や下腹部痛、頭痛や嘔吐などがありますが、全体的にヤッペ法と比べるとレボノルゲストレル法の方が、副作用の発現率が低くなっています。

レボノルゲストレル法の方は1回の服用で済むのに対し、ヤッペ法では2回の服用が必要です。

ヤッペ法では吐き気の副作用が強く出ることがあり、2人に1人の割合で発現していますが、嘔吐してしまうと薬の成分が体に吸収されないうちに体の外に出してしまうことになるため、避妊効果が得られなくなります。

1回目の服用で吐き気の副作用が強く出た場合は、吐き気を2回も我慢しなければならず、また、服用そのものが苦痛となってしまいます。

このようなことから、近年の日本ではレボノルゲストレル法の緊急避妊が主流です。

レボノルゲストレル法かヤッペ法を選ぶ場合

ここまで、レボノルゲストレル法とヤッペ法の違いをご紹介してきました。

避妊効果の高さ、服用方法の違い、副作用の出方など、どれを取ってもレボノルゲストレル法の方がメリットが大きいことが現状です。

そのため、現在は緊急避妊の第一選択として、レボノルゲストレル法を採用する病院やクリニックが多くなっています。

緊急避妊はその言葉の通り、避妊の手段としては最後の砦と言えるため、高い避妊効果が求められています。

現在の日本では、ヤッペ法を行う病院やクリニックは非常に稀であると言えるでしょう。

最後に、当サイトでお取り扱いのあるアフターピルを以下でご紹介していきます。

オススメのアフターピル

レボノルゲストレルを含有するアフターピルは、日本で初めて承認されたノルレボをはじめ、ノルレボのジェネリックや、性行為から72時間を過ぎて服用したとしても高い避妊効果が得られるエラなど、豊富に取り揃えています。

商品名ナイピル(アフターピル)

ナイピル(アフターピル)

アイピル(アフターピル)

アイピル(アフターピル)

ノルレボ

ノルレボ

エラ

エラ

有効成分レボノルゲストレルレボノルゲストレルレボノルゲストレルウリプリスタル酢酸エステル
特徴国内で緊急避妊薬として承認されているノルレボのジェネリック医薬品国内で緊急避妊薬として承認されているノルレボのジェネリック医薬品国内でアフターピル(緊急避妊薬)として初めて承認された医薬品アフターピル(緊急避妊薬)エラワン(ella One)のジェネリック医薬品
価格2,980円~
4錠
1,200円~
1錠
3,320円~
1錠
4,950円~
1錠
商品ページ

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レボノルゲストレル法とヤッペ法に関する質問

レボノルゲストレル法とヤッペ法に関するよくある質問をまとめましたのでご紹介します。

ヤッペ法の避妊率は?

ヤッペ法による避妊率は、避妊無しで性行為を行った後、24時間以内の服用で77%、48時間以内では36%、72時間以内ですと31%と報告されています。

避妊無しで性行為を行った後の緊急避妊法としては、低い避妊率といえます。

ヤッペ法で緊急避妊行った場合、副作用はありますか?

ヤッペ法の副作用で最も懸念があるとして報告されているものが嘔吐です。

服用後に嘔吐をしてしまうと、薬による避妊効果が得られなくなるというのが、その理由です。


これまでに報告されている数値では、51%の方に嘔気がみられ、19%の方に嘔吐が発生しています。

このほかの副作用には、下腹部痛や頭痛、だるさ、食欲不振、下痢などがあります。

ヤッペ法とはどのような避妊法ですか?

ヤッペ法とは、緊急避妊薬ではなく中用量ピルを用いた避妊法です。

卵胞ホルモンと黄体ホルモンが含まれているプラノバールという中用量ピルを、避妊をしていない性行為の後72時間以内に2錠服用し、再度その12時間後にもう2錠服用します。


1977年に発表された歴史のある避妊法で、薬価が安く費用を抑えられる点が魅力ですが、近年ではレボノルゲストレル法の方が緊急避妊法の主流となっています。

ヤッペ法とレボノルゲストレル法の違いは?

ヤッペ法では性行為から72時間以内に2錠服用し、さらに12時間後にもう2錠服用します。

レボノルゲストレル法では性行為から72時間以内に1錠を服用します。


性行為から24時間以内の服用で、避妊率はヤッペ法で77%、レボノルゲストレル法は99%の避妊率となっています。

ヤッペ法で嘔吐したらピルは効かなくなりますか?

ヤッペ法で嘔吐した場合、ピルの効果はなくなってしまいます。

ヤッペ法は嘔気が強く出ることが多いため、せっかく服用したにも関わらず嘔吐してしまうと、薬の成分が吸収されることなく体の外に出てしまうので、避妊効果を得ることができなくなる場合があります。


このことで避妊に失敗するリスクを避けるために、近年ではレボノルゲストレル法が緊急避妊の主流となっています。