関税について

個人輸入の関税について

海外の医薬品を個人輸入で購入する際には、厚生労働省が定めたルールを厳守する必要があります。

医薬品の種類により輸入できる数量の制限があり、輸入した医薬品の販売や譲渡をすることは禁止されています。
もしも販売目的で輸入するのであれば、営利目的ということで厚生労働省に許可を取らなくてはなりません。
関税について 個人輸入で購入できる医薬品の数量に関しては、医薬品または医薬部外品なら2ヶ月分以内、毒薬、劇薬、処方せん薬は1ヶ月分以内、外用剤なら1品目24個以内です。
また、個人輸入が禁止されている薬もありますので注意してください。

薬事法に定められた個人輸入の制限数
・要指示薬(日本国内では処方が必要)|1ヶ月分以内
・医薬品(ジェネリック医薬品を含む)|2ヶ月分以内
・ビタミン剤などのサプリメント剤  |4ヵ月以内

さて、輸入の際に気になるのは関税ですね。
関税とは、輸入品に対して支払う通関税金のことです。
関税は一般的に商品を大量輸入したときにかかるものと思われていますが、一定額を超える額になれば個人輸入であっても関税を支払わなくてはなりません。
税関でかかる費用は、「関税」「消費税」「通関手数料」です。
個人輸入の関税対象額は、CIF価格(商品代金+運賃+保険料込み)の60%が課税対象になります。
つまり、16,000円程度の商品までなら税金はかからないということになります。

当サイトで個人輸入する際には、お客様側で申告手続きは一切不要です。
輸入の際の面倒な手間はありません。
稀にでは御座いますが、日本国内の税関において別途関税及び消費税が課税される場合があります。
この場合は課税額はお客様のご負担になりますのであらかじめご了承ください。
(関税に付きましては税関当局により判断及び決定されるため、当サイトでは関与する事は残念ながらできません。税額などに疑問がある場合は「課税通知書」記載の担当局に直接お問合せ頂きますよう宜しくお願いします。)

無税で課税額が1万円以下の場合は消費税が免除されますが、複数の荷物が同時に送られてくる場合に、個別では1万円以下であっても合計で1万円を超えた場合は課税対象になります。
通関手数料は荷物一つにつき200円です。
商品が課税対象になった場合に通関手数料がかかりますので、課税対象にならない商品に対しては通関手数料は払う必要はありません。
関税の一般的な計算式は以下のようになります。
『課税対象額(商品価格×60%)×関税率(関税率10~12%+消費税率)』=『関税額』『関税額+通関手数料(200円)』=『税関での総支払額』ちなみに、課税対象物や国ごとの税関の見解によって変動するので、あくまでも目安として考えておきましょう。

ハガキで税関手続きの通知が当局から送付された場合は、ハガキに記載されている連絡先へ直接お問合せを頂くか、必要事項を記入の上、ハガキを税関当局へ返信ください。
税関にて手続き完了後、輸入品(商品)は郵便配達されます。
この際、受領の際に税関で決定された関税(13~15%)を直接郵便配達員にお支払いただく事になりますので、予めご確認ください。

その他輸入品(商品)について税関などから問合せや指示があった場合、お客様自身の個人使用を伝えて承認を受けるようにお願いします。
輸入に関しては自己責任になりますので、輸入品の利用に対するトラブルに関しては責任を問うことはできないので、その辺は念頭に置いた上で活用するようにしてください。
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