レビトラ

バリフの正しい飲み方|服用タイミングと注意点について

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バリフの正しい飲み方

バリフ(バルデナフィル)は、勃起不全の治療に用いられる医薬品です。
勃起機能サポート効果が高いバリフですが、服用タイミングや服用量を誤ると十分な効果を得られなかったり、副作用が強く出てしまう可能性があります。

バリフを服用する際は、用法用量を守り正しく服用してください。

服用方法水またはぬるま湯で服用
服用頻度1日1錠
最大摂取量1回20㎎
服用間隔1回目の服用から24時間以上空ける
服用タイミング性行為の1時間前
食事前の空腹時を推奨
バリフの正しい用量と用法

参考サイト
医療用医薬品|バルデナフィル:用法及び用量

バリフの服用頻度と摂取量

服用頻度1日1錠
最大摂取量1回20㎎
服用間隔1回目の服用から24時間以上空ける
バリフの服用頻度と摂取量

バリフ(バルデナフィル)の服用頻度は1日1錠、最大摂取量は20mgまでとなっています。

なお、バリフを初めて服用する際は、バルデナフィル10mgから服用し、効き目や副作用の度合いを確認しつつ20mgへの増量を検討してください。

服用量を多くすれば勃起不全への改善効果が高くなく、副作用の症状が強くなる可能性があります。
1日の最大摂取量である20mgを超えないよう服用してください。

また、バリフを連日服用する際は、必ず24時間以上間隔を空けて服用してください
1度服用し次の服用までの間隔が24時間以内の場合、体内のバリフの有効成分濃度が高いままとなり、極度の血圧低下につながる恐れがあるためです。

関連記事
バリフの効果|即効性や持続時間について解説

バリフの服用タイミング

服用タイミング性行為の1時間前
食事前の空腹時を推奨
バリフの服用タイミング

バリフの服用タイミングは、空腹時かつ性行為を行う1時間前が推奨されています。

バリフは食事の影響を受けにくいED治療薬であり、700kcal未満かつ脂質が30%以内の食事であれば効き目への影響はないとされています

しかし、バリフをはじめとしたED治療薬の多くが有効成分は腸で吸収される性質があるため、胃や腸に食べ物が残っていたり腸内に油が多いと吸収率が下がってしまうのです。

そのため、バリフの効き目を最大限発揮したい場合は、空腹時の服用、または食後1~2時間以上経過後服用しましょう

なお、バリフと食事の関係性についてさらに詳しく知りたい方は、バリフと同成分であるシルデナフィルが配合されたレビトラと食事の関係性のコラムも是非ご覧ください。

関連記事
レビトラと食事の関係性|食事の影響についても解説

バリフ服用時の注意点

バリフは用法用量を守ることで勃起不全への改善効果を発揮するED治療薬です。

服用する成分量や服用タイミング以外にも、バリフとの飲み合わせに注意が必要な食品や薬剤への注意も必要となります。
また、持病がある場合、そもそも服用が認めれていない人も存在します。

バリフを服用する際は、事前に服用時の注意点について必ずご確認ください。

※バリフに限らず薬剤には併用注意、禁忌があります。服用前は飲み合わせに問題ないか確認してください。

過度な飲酒は控える

バリフを服用する前後では、過度なアルコールの摂取は控えるのを推奨します。

バリフはお酒との併用は禁止されておらず、ほろ酔い状態であればリラックス効果を得られるので、緊張から来る勃起不全を抱えている人には良い方向に作用することもあります。

しかし、あまりにも飲み過ぎると逆効果になることがあるため、過度な飲酒には注意が必要です。

バリフの勃起機能サポート効果の低下

アルコールは脳内の神経伝達物質のバランスを変化させ、神経活動を低下させます。
勃起には神経系の健全な機能が必要で、性的興奮により脳からの信号が送られ、血流が増加することで勃起が起こります。
そのため、アルコールを飲み過ぎると脳からの信号が十分に届かないため、勃起が起こりにくくなります

酔いが回りやすくなる

バリフもアルコールも血管を拡張させる作用があります。
そのため、一緒に服用するとアルコールの回りが普段よりも酔いが早くなります。
過度に飲み過ぎることで、極度に血圧が低下し、めまいや立ち眩み、場合によっては失神などのリスクが高まる恐れがあります。

副作用が強くなる場合もある

バリフの副作用(頭痛、顔のほてり、消化不良など)がアルコールと組み合わさることで増強される可能性があり、副作用の症状が強くて行為に集中できない、行為自体ができないケースが発生します。

せっかくバリフを飲んでも効果を発揮できなければ意味がありません。

バリフ本来の力を発揮するためにも過度な飲酒は控えましょう。

関連記事
レビトラはお酒と一緒に服用しても大丈夫?|アルコールの影響について
バリフの副作用|副作用の対処方法について解説

グレープフルーツとの併用はNG

バリフとグレープフルーツは非常に相性の悪い組み合わせです。

基本的にどんな薬でも柑橘類、特にグレープフルーツとの併用はNGとされています。

グレープフルーツに含まれる成分フラノクマリンの作用で、薬の持つ効果が増幅されることがあり、重大な副作用が発症する可能性があるからです。

ED治療薬も例外ではなく禁止されていますが、中でもレビトラに含まれるバルデナフィルは相性が特に悪いことで知られています。

グレープフルーツの摂取はジュースを含め、バリフの服用から24時間前後の摂取は控えてください

バリフの併用禁忌薬

バリフと下記医薬品は一緒に服用すると重大な副作用を引き起こす可能性があります。

バリフを服用する前に必ずご確認ください。

薬の種類薬の名前影響
硝酸剤およびNO供与剤ニトログリゼリン
亜硝酸アミル等
過度に血圧を下げる恐れ
sGC刺激剤リオシグアト症候性低血圧を起こす恐れ
CYP3A4を阻害する薬剤リトナビル、アタザナビル血漿中濃度が上昇します
クラスIA抗不整脈薬キニジン、プロカインアミド心臓に異常をきたす恐れ
クラスIII抗不整脈薬アミオダロン、ソタロール心臓に異常をきたす恐れ
バリフの併用禁忌薬

参考サイト
医療用医薬品|バルデナフィル:相互作用

バリフの併用注意薬

バリフには一緒に服用するにあたり注意が必要な医薬品も存在します。
該当の医薬品を服用している場合は、バリフを服用する前に必ず医師へご相談ください。

薬の種類薬の名前影響
CYP3A4を阻害する薬剤マクロライド系抗生物質血漿中濃度が上昇します
CYP3A4を誘導する薬剤リファンピシン血漿中濃度が上昇します
カルペリチドハンプ降圧作用が増強する恐れ
α遮断薬テラゾシン、タムスロシン降圧作用が増強する恐れ
バリフの併用注意薬

バリフを服用できない人

下記に該当する方は、バリフを服用できません。
バリフを服用する前に、自身が該当しないかを必ずご確認ください。

バリフを服用できない方

・バルデナフィルに対し過敏症の既従歴のある人
・硝酸剤や一酸化窒素供与剤を投与している人
・心血管系障害などで性行為が認められていない人
・抗不整脈薬を投与中の人
・脳梗塞や脳出血、心筋梗塞などが6ヶ月以内に発症した人
・重い肝障害のある人
・血液透析の必要な腎障害、低血圧、治療していない高血圧、不安定狭心症の人
・抗HIV薬を投与している人
・ケトコナゾール、イトラコナゾールを投与している人
・肺高血圧症治療薬を投与している人
・網膜色素変性症の人

参考サイト
医療用医薬品|バルデナフィル:禁忌

バリフの飲み方に関する質問

関連する質問:

バリフの効果は服用してからどれくらいで現れますか?

バリフの有効成分バルデナフィルは即効性があり、最短15分で効き始めます。

ただし、効果が発現するまでの時間には個人差があるので、余裕をもって性行為の1時間前に服用しましょう。

バリフは食事の影響を受けますか?

バリフの有効成分バルデナフィルは食事の影響を受けにくいとされています。
700kcal未満かつ脂質が30%以内の食事であれば、影響はないと発表されています。

しかし、食事の影響がまったくないわけではないので、効き目を十分に感じたい場合は空腹時の服用を推奨します。

バリフはEDではない人でも服用できますか?

バリフはED(勃起不全)ではない人でも服用できます。

普段よりも勃起時の男性器の硬さが増したり、一度射精した後から次の勃起までの回復が早くなる効果が期待できます。

バリフと他のED治療薬を一緒に飲んでも大丈夫ですか?

バリフと他ED治療薬(バイアグラやシアリスなど)は併用できません。

血管拡張作用が強く働くことで、副作用が強く出てしまう可能性があるためです。

バリフは女性が飲んでも効果ありますか?

バリフは男性向けに開発されたED治療薬であるため、女性への効果は医学的に認められていません。

重大な副作用を引き起こす可能性もあるため、女性がバリフを服用するのは避けてください。

バリフの錠剤を半分に割って飲んでも大丈夫ですか?

バリフの錠剤を半分に割って服用して問題ありません。

効果や副作用が強く出た場合に、効き目を和らげるために分割して服用するケースも存在します。

ただし、半分に割った残りの錠剤は劣化しやすくなってしまうため、長期保管は避けできるだけ早く服用してください。

バリフを飲み続けると耐性が付いたりしますか?

バリフの有効成分バルデナフィルは、服用し続けても勃起機能サポートの効果が弱くなることはありません。
バルデナフィルに薬剤耐性はないとされているためです。

ただし、加齢により勃起機能そのものが低下することにより、バリフが以前より効きにくくなる可能性があります。