モルキシビル（モルヌピラビル）

モルキシビル（モルヌピラビル）の商品詳細

※次回入荷時期確認中です。 モルキシビルは、日本国内でも承認された新型コロナウイルス感染症の治療薬、モヌルピラビルと同じ有効成分の治療薬です。 有効成分のモルヌピラビルには、新型コロナウイルスが体内で増殖するのを阻害する働きがあります。 なお、モルキシビル（モルヌピラビル）は経口薬（飲み薬）のため、自宅で服用して治療が行えます。 ※モルキシビル（モルヌピラビル）は、新型コロナウイルスに感染・発症して5日以内の、重症化リスクがある軽症～中等症の方が服用の対象となっています。

モルキシビル（モルヌピラビル）はこんな方にオススメ

・新型コロナウイルス感染症に備えておきたい方 ・新型コロナウイルス感染症（軽症・中等症）の方 ・基礎疾患などがあり、新型コロナウイルス感染症が重症化する可能性のある方

モルキシビル（モルヌピラビル）の特徴

モルキシビルは経口薬であり、服用することで新型コロナウイルスを治療します。

モルキシビルに含まれる有効成分モルヌピラビルには、ウイルスが体内で増殖するのを阻害する働きがあります。

新型コロナウイルスは人の体内に侵入すると、肺などの細胞に感染して遺伝物質（RNA）を増やし、細胞内でウイルスを増殖させます。

モルヌピラビルは、ウイルスが遺伝物質（RNA）を作るのに必要な酵素のRNAポリメラーゼの働きを邪魔することで、体内でウイルスが増殖するのを防ぎます。

日本・海外での臨床試験結果

モルヌピラビルは新型コロナウイルス感染症への有効性に関する臨床試験において、重症化リスクを軽減させるとの結果が報告されています。

臨床試験は日本を含む170か国以上の国と地域で行われました。

試験対象者は新型コロナウイルス感染症患者約1,433人で、モルヌピラビルと偽薬を服用する2つのグループに分けられています。

合計29日間に及ぶ試験期間の中間解析では、モルヌピラビル服用者の重症化が約50％減少する結果が得られました。

中間解析の主要評価項目の結果

※モルヌピラビル800mg・プラセボ（偽薬）ともに1日2回（12時間ごと）5日間経口投与

最終的な結果としてモルヌピラビル服用者の方が入院率が約30％ほど減少することが報告されています。

最終結果 ・モルヌピラビル群での入院48/709例（6.8%）、死亡1/709例（0.1%） ・プラセボ群で入院67/699例（9.6%）、死亡9/699例（1.3%） ・不明1/699例（0.1%）

※参考サイト：新型コロナウイルス治療薬の特例承認について-厚生労働省

モルキシビル（モルヌピラビル）の効果時間

特にありません。

モルキシビル（モルヌピラビル）の服用方法・使用方法

18歳以上の方は、1回4カプセル（800mg）を1日2回、5日間服用を続けてください。 食前・食後を問わず服用いただけます。 ※服用の際は、服用前に必ず医師にご相談ください。 ※モルキシビル（モルヌピラビル）は、新型コロナウイルス感染症において軽症・中等症の方で重症化リスク因子があり、服用が必要と考えられる方を対象とした治療薬です。重症化リスク因子がある方は、下記になります。

【重症化リスク因子がある方】 ・61歳以上の方 ・活動性の癌（免疫抑制や高い死亡率を伴わない癌は除く）がある方 ・慢性腎臓病がある方 ・慢性閉塞性肺疾患がある方 ・肥満（BMI30kg/m2以上）の方 ・重篤な心疾患（心不全・冠動脈疾患・心筋症）がある方 ・糖尿病の方 ・ダウン症の方 ・脳神経疾患（多発性硬化症・ハンチントン病・重症筋無力症など）がある方 ・コントロール不良のHIV感染症やAIDSの方 ・肝硬変など重度の肝臓疾患がある方 ・臓器移植や骨髄移植、幹細胞移植後の方

※参考資料：モルヌピラビルの投与に関する日本感染症学会ガイドライン

服用・使用時の注意点

・必ず服用量を守って服用ください。

・本剤は特例承認された薬であるため、承認時においての有効性や安全性、品質に係る情報は限られていることをご了承ください。

・新型コロナウイルス感染症において、重症度の高い方に対する有効性は確立されていません。

・新型コロナウイルス感染症の症状が発現した際には、すぐに服用を開始してください。 ※症状発現から6日目以降に服用を開始した場合、有効性を裏付けるデータは得られていません。

・モルヌピラビルは動物での非臨床毒性試験において、胎児の流産や奇形、体重減少などの影響が報告されています。妊娠中の方や妊娠の可能性がある方は服用を控えてください。

・授乳中の方が服用を希望する場合、医師と相談し治療上の有益性と母乳栄養の有益性を考慮して、授乳を継続するか中止するかをご検討ください。 ※臨床試験では試験の参加者に対し、モルヌピラビルの服用中・服用後の4日間の避妊と、授乳を避けることが指示されていました。

・18歳未満の方を対象とした臨床試験は実施されていないため、18歳未満の方の服用はお控えください。

※参考資料：厚生労働省｜新型コロナウイルス治療薬の特例承認について

モルキシビル（モルヌピラビル）の副作用

主な副作用として、以下の症状が現れることがあります。 ・下痢 ・悪心 ・浮動性めまい ・頭痛 ・嘔吐 ・発疹 ・じんましん ・中毒性皮疹 発生頻度は以下の通りです。

これらの症状が現れたり、体に何か異変を感じた場合は、服用を中止して医師にご相談ください。

モルキシビル（モルヌピラビル）の使用上の注意点

モルキシビル（モルヌピラビル）を服用する上で、注意していただきたい点を詳しく紹介します。

服用できない方

・本剤に含まれる成分に対して、過敏症の既往歴がある方 ・妊娠中の方 ・妊娠の可能性がある方 ・18歳未満の方

服用に注意が必要な方

・腎機能障害がある方 ・肝機能障害がある方 ・高齢者の方 ・授乳中の方

上記に該当する方が服用を希望される場合、服用前に必ず医師にご相談ください。

保管方法

・高温多湿の場所を避け、直射日光の当たらない涼しい所に保管してください。 ・子供の手の届かない場所に保管してください。 ・容器の移し替えはせず、そのまま保管してください。品質が変化してしまう可能性があります。 ・使用期限の過ぎた商品は、使用しないでください。