プロゲスタン

プロゲスタンの商品詳細

プロゲスタンは女性ホルモンのひとつ「プロゲステロン」が補充できる経口ホルモン剤、膣座薬です。

無月経や月経周期の調整、月経困難症、更年期の諸症状などの改善に使用されています。

プロゲスタンの効果

プロゲスタンの有効成分「プロゲステロン」は、黄体ホルモンです。

プロゲスタンは、服用することでプロゲステロンを補充することができ、体内で黄体ホルモンとして働きます。

また、座薬のように、膣に入れて使用することができます。

黄体ホルモンが減少することで現れる、女性特有のさまざまな症状を改善してくれます。

プロゲスタンの有効成分プロゲステロンとは

女性ホルモンは主に、卵胞ホルモンの「エストロゲン」と黄体ホルモンの「プロゲステロン」のふたつが女性の性機能に大きく関わります。

プロゲステロンの分泌が減少すると、排卵後に子宮内膜の維持ができなくなったり、排卵が行われなくなったり、排卵できる卵子の準備が整わなかったりするため、不妊の原因となります。

プロゲスタンを体内に摂取することで不足したプロゲステロンを補うことができるので、黄体ホルモンの減少によって起こりがちな、これらの症状を改善する働きがあります。

プロゲスタンはこんな方に選ばれています

・不妊治療でプロゲステロンを処方されたことのある方
・月経が不順な方
・更年期の方

プロゲスタンの効果時間

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プロゲスタンの服用方法・使用方法

【卵胞ホルモンとの併用の場合（以下のいずれか）】
・卵胞ホルモン剤服用開始から、100mgを1日1回就寝前に服用。
・卵胞ホルモン剤服用開始を1日目として、卵胞ホルモン剤服用15日目～28日目までプロゲステロン200mgを1日1回就寝前に服用。
（これを1周期とし、以降周期を繰り返してください。）

【膣座薬の場合】
1日2～3回100mg、採卵日（またはホルモン補充周期下でエストロゲン投与によって、子宮内膜が十分な厚さになった時）から最長10週間（または妊娠12週まで）膣内に投与

【PMSや産後うつの場合】
1日1回就寝前に200mgを服用。（月経周期15日目～26日目）

プロゲスタン服用時の注意点

プロゲスタンの副作用

主な副作用としては、以下の症状が現れることがあります。

体が慣れてくればたいてい軽快しますが、いつまでも改善されなかったり、症状が重い場合は、かかりつけの医師にご相談ください。

プロゲスタンの使用上の注意点

プロゲスタン服用・使用時の注意点をご確認ください。

プロゲスタンを服用・使用できない方

・プロゲステロンに過敏症の既往歴がある方
・原因不明の不正出血がある方
・稽留流産又は子宮外妊娠の方
・重度の肝機能障害がある方
・乳がんや生殖器がんの方、またはその疑いがある方
・血栓症がある方、またはその既往歴がある方
・ポルフィリン症の方
・妊娠中やその可能性がある方、授乳中の方

上記に該当する方は、プロゲスタンの服用または使用をお控えください。

プロゲスタンの服用・使用に注意が必要な方

・軽い肝機能障害がある方
・てんかんの方、またはその既往歴がある方
・うつ病の方、またはその既往歴がある方
・片頭痛、またはその既往歴がある方
・喘息、またはその既往歴がある方
・心疾患のある方
・腎機能障害のある方
・糖尿病の方

上記のいずれかに該当する方は、服用または使用前に必ず医師にご相談ください。

プロゲスタンの併用禁忌薬

特に報告されていません。

プロゲスタンの併用注意薬

・抗真菌剤
・その他の膣座薬

保管方法

・高温多湿の場所を避け、直射日光の当たらない涼しい所に保管してください。
・子供の手の届かない場所に保管してください。
・容器の移し替えはせず、そのまま保管してください。誤飲の原因となったり、品質が変化してしまう可能性があります。
・使用期限の過ぎた商品は、服用・使用しないでください。