カーネステン膣錠

カーネステン膣錠の商品詳細

カーネステン膣錠は、カンジダを起因とする膣や外陰部のかゆみ、炎症などの治療に効果を発揮する医薬品です。

有効成分として抗真菌薬の「クロトリマゾール」を配合しています。

クロトリマゾールは国内で販売されている「エンペシド膣錠」と同様の成分で、日本だけでなく世界中で膣カンジダの再発治療に使用されています。

膣カンジダの再発は、膣錠と外用薬をセットで使って治療を行うことが望ましく、膣の内部と外部の原因菌をしっかり殺菌することで治療と再発防止につながります。

※この薬は膣錠です。膣内に挿入する薬なので、決して飲まないください。

医薬品情報

カーネステン膣錠の関連商品

当サイトでは、カーネステン膣錠の他にも、同じ有効成分クロトリマゾールを含むクリームタイプや、他の抗真菌薬を取り扱っております。

外陰部のかゆみが強い、または膣に症状がある場合には、膣錠とクリームタイプの併用がおすすめです。

商品	カーネステンクリーム	クロトリマゾールクリーム	ケトクリーム	ケトコナゾールソープ	テルビシルクリーム	テルビシルスプレー
有効成分	クロトリマゾール	クロトリマゾール	ケトコナゾール	ケトコナゾール	テルビナフィン	塩酸テルビナフィン
価格	1350円～ 15g1本	2080円～ 30mg1本	1950円～ 15g1本	1600円～ 75g1個	1980円～ 30g1本	2330円～ 30ml1本
特徴	少量タイプがあり、初めての方でも試しやすい	白癬やカンジダなどのかゆみや炎症を抑える抗真菌外用薬	真菌に強力に働きかけ、脂漏性皮膚炎や水虫などに効果的	抗真菌成分入りの石鹸で、頭皮や体の真菌感染予防や治療に効果的	浸透力が高く、角質層に長くとどまり効果を発揮する	噴霧タイプのため足裏や広範囲に使用できる
商品ページ	カーネステンクリームの商品ページ	クロトリマゾールクリームの商品ページ	ケトクリームの商品ページ	ケトコナゾールソープの商品ページ	テルビシルクリームの商品ページ	テルビシルスプレーの商品ページ

カーネステン膣錠の効果

カーネステン膣錠は、有効成分クロトリマゾールが膣内で速やかに広がり、カンジダ菌を殺菌することで、つらい症状を和らげます。

主に次の症状の改善に効果的です。

多くの場合、使用開始から数日で症状の改善が見られますが、再発を防ぐために必ず6日間連続で使用することが重要です。

カーネステン膣錠の効果の仕組み

カーネステン膣錠の有効成分クロトリマゾールは、イミダゾール系の抗真菌薬に分類されます。

この成分は、真菌（カビの一種）であるカンジダ菌の細胞膜を構成するために不可欠な「エルゴステロール」という物質の合成を阻害します。

細胞膜が正常に作られなくなると、カンジダ菌は生存できなくなり、最終的に死滅します。

このように原因菌の増殖を根本から断つことで、膣カンジダの症状を治療します。

カーネステン膣錠の効果時間

カーネステン膣錠は、1日1回の使用で効果が持続するように設計されています。

通常、6日間の連続使用によって膣内のカンジダ菌を十分に殺菌し、症状を改善します。

就寝前に使用することで、有効成分が寝ている間に膣内にとどまり、効果的に作用します。

症状が途中で軽快しても、自己判断で使用を中止せず、必ず6日間使い切ることが、再発防止のために非常に重要です。

カーネステン膣錠の服用方法・使用方法

カーネステン膣錠は、1日1回1錠を、6日間連続で使用します。

使用前には手指を石鹸でよく洗い、清潔な状態にしてください。

リラックスした体勢で、膣錠を指で膣内の可能な限り深い位置に挿入します。

有効成分が溶け出して流れ出ることを防ぐため、就寝前の使用が最も効果的です。

カーネステン膣錠の使用タイミング

カーネステン膣錠を使用する最適なタイミングは、1日の活動が終わった後の就寝前です。

横になることで、挿入した膣錠が膣内にとどまりやすくなり、有効成分が長時間にわたって作用し、治療効果を最大限に高めることができます。

毎日なるべく同じ時間帯に使用することを心がけてください。

カーネステン膣錠の副作用

カーネステン膣錠は、比較的安全性の高い医薬品ですが、一部の方に副作用が報告されています。

もし症状が悪化したり、長引く場合は、使用を中止して医師または薬剤師にご相談ください。

カーネステン膣錠の使用上の注意点

カーネステン膣錠を安全かつ効果的にご使用いただくため、以下の点にご注意ください。

カーネステン膣錠の使用ができない人

以下に該当する方は、カーネステン膣錠を使用することができません。

カーネステン膣錠の併用注意

以下の薬はカーネステン膣錠と併用するにあたって注意が必要です。。

カーネステン膣錠の併用禁忌

カーネステン膣錠に関して、現在併用が禁忌（絶対に併用してはいけない）とされている医薬品の報告は特にありません。

しかし、他の薬を使用している場合は、互いの効果に影響を与える可能性があるため、必ず医師や薬剤師に相談の上使用を検討してください。

カーネステン膣錠の保管方法

医薬品の品質を保ち、安全に使用するため、以下の点に注意して保管してください。

誤った保管方法は、品質の劣化や誤用の原因となります。

カーネステン膣錠のよくある質問