イベルメクチンの副作用について

イベルメクチンの副作用

イベルメクチンは寄生虫駆除薬であり、疥癬や腸管糞線虫症の治療に用いられています。

しかし、薬である以上、副作用はつきものです。
どのような症状が起こるのかは購入を検討している方なら気になるところでしょう。

このページでは、イベルメクチンの副作用と使用時の注意点について紹介します。

イベルメクチンの副作用で起こる症状

主な副作用として、以下の症状が現れることがあります。

・一時的なかゆみの悪化
・じんましん
・かゆみ
・発疹
・肝機能の異常
・腎機能の低下
・腎機能異常
・下痢
・食欲不振
・便秘
・腹痛
・吐き気
・嘔吐
・めまい
・傾眠
・震え
・貧血
・好酸球やリンパ球数の増加
・白血球数や単球数の減少
・疲労や無力症
・低血圧
・気管支喘息の悪化
・血尿
・LDH(血清乳酸脱水素酵素)の上昇

重大な副作用として、以下の症状が現れることがあります。

・意識障害(昏睡、意識レベルの低下、意識変容)
・中毒性表皮壊死融解症
・皮膚粘膜眼症候群
・肝機能障害
・黄疸
・血小板減少

※重大な副作用に意識障害があります。
乗り物の運転や、機械の操作に従事する際には十分注意が必要です。

※参考サイト:ストロメクトール錠/添付文書

イベルメクチンは副作用が少ない薬

イベルメクチンは、発売から40年間、寄生虫病の特効薬として使用されている有名な抗寄生虫薬です。

寄生虫(無脊椎動物)の神経・筋細胞を麻痺させ駆除するため、哺乳類であるヒトには安全性の高い薬と言われています。

本来の用途である疥癬や腸管糞線虫症の治療薬として使用する分には、副作用が少ない薬です。

イベルメクチンには動物用もあるため注意!

海外では人間用に開発されたイベルメクチンではなく、大型動物用(牛や馬など)のイベルメクチンを求める方もいたようです。

大型動物用は一見小さな錠剤に見えても、人間用より高濃度に開発された薬もあります。

高濃度の薬は少量でも副作用が起きやすく、人間が口にするにはとても危険です。

動物用イベルメクチンに注意

小さく割れば大丈夫、という問題ではないので間違っても動物用の医薬品を服用しないよう気をつけましょう。

当サイトで取り扱うイベルメクチンは人間用

当サイトで取り扱うイベルメクチンは、すべて人間用となります。

商品画像 商品名 用量 販売価格/
1シート
販売価格/
1錠当たり
イベルメクチン イベルメクチン 12mg:4錠 1,920円 480円
ストロメクトール(イベルメクチン) ストロメクトール(イベルメクチン) 3mg:4錠 5,900円 1,475円

イベルメクチンを服用してはいけない人

副作用が少ないと言われているイベルメクチンですが、使用できない人や使用に注意が必要な人もいます。

【服用できない方】
・イベルメクチンに含まれる成分に対して、過敏症の既往歴がある方

【服用に注意が必要な方】
・妊娠中、妊娠の可能性がある方
・授乳中の方
・高齢者の方
・体重15kg未満の小児の方
・ロア糸状虫症患者の方
・ロア糸状虫による重度感染患者の方
・オンコセルカ症の方
・HIVなど易感染性患者の方

上記のいずれかに該当する方は、服用前に必ず医師にご相談ください。

特に、高齢者や妊婦、産婦、授乳婦、体重15kg未満の小児への投与は医師の判断なく行わないでください。

【関連ページ】

まとめ

イベルメクチン比較的副作用が少ない安全性の高い薬ですが、自己判断で服用間隔を狭めたり服用量を増やしてしまうと、重篤な副作用を引き起こしてしまう可能性もあります。

安全性の高い薬だからと言って、自己判断で適当に服用するのはやめましょう。
購入を検討される方は、服用の前にかかりつけの医師へ相談しましょう。

TOPに戻る