ヤーズ

ヤーズの商品詳細

ヤーズは2種類の女性ホルモン『ドロスピレノン』『エチニルエストラジオール』を含む超低用量ピルです。

国内のクリニックにおいて、ヤーズは月経困難症や子宮内膜症の治療などを目的として処方されています。

ヤーズは、月経困難症以外にもPMS・ニキビや肌荒れに対する改善が期待できます。

※ご注文時期により、パッケージが異なる場合がございます。

ヤーズの医薬品情報

分類	避妊薬 超低用量ピル
成分	ドロスピレノン：3mg エチニルエストラジオール：0.02mg
世代/相性	第4世代 1相性
効果効能	月経困難症の改善、PMSや生理痛緩和、ニキビ・肌荒れ改善
服用方法	毎日決まった時間に服用 1回1錠
副作用	乳房痛、悪心、頭痛など
使用上の注意	1年に1回以上検診を受けてください。 激しい下痢や嘔吐が続くと、成分が十分に吸収されない場合があります。
ヤーズのジェネリック	ヤミニLS ドロスペラ
成分鑑定書

ヤーズの効果

ヤーズの主な効果は、主に下記の3つです。

ヤーズに含まれる2種類の女性ホルモン『ドロスピレノン（黄体ホルモン）』『エチニルエストラジオール（卵胞ホルモン）』によってホルモンバランスが安定するため、ヤーズは月経困難症への改善効果に加え、PMSやニキビ・肌荒れにも改善効果が期待できます。

ヤーズの月経困難症の改善効果

月経困難症は、痛みの元となる『プロスタグランジン』という物質が過剰に生成されることで子宮収縮が起き、痛みを引き起こすことによる症状で、ホルモンバランスの乱れが影響していると考えられています。

ヤーズの継続服用でホルモンを毎日一定量体内に取り込むことで、体内の2つのホルモンが常に一定量を維持し、ホルモンバランスを安定させます。

その結果、子宮内膜（子宮の内側を覆っている組織）の成長を抑え、子宮内膜が薄くなることでプロスタグランジンの生成が抑えられるため、月経痛の緩和と月経量の減少が期待できます。

月経困難症は、主に主に月経開始とともに、腰痛・下腹部痛・頭痛・眠気・疲労などの症状が現れ、日常生活にも支障をきたす症状を指します。

ヤーズのPMS・PMDDの改善効果

PMS（月経前症候群）やPMDD（月経前不快気分障害）とは生理の1～2週間前頃から見られる身体的・感情的な症状で、ホルモンバランスの乱れによって起こる症状とされています。

ヤーズを服用することでホルモンバランスが安定するため、PMSやPMDDの症状軽減が期待されます。

ヤーズのニキビや肌荒れの改善効果

ホルモンバランスが崩れると、卵胞ホルモンの量が減ったり、黄体ホルモンが過剰に分泌されることで皮脂の分泌が増え、毛穴の詰まりやニキビを引き起こします。

しかし、ヤーズに含まれる卵胞ホルモンには、ニキビの原因となる黄体ホルモンや男性ホルモンを抑える働きがあります。

また、卵胞ホルモンには男性ホルモンを抑える以外にも肌に潤いを与えて綺麗にする効果があり、ヤーズに含まれる成分の作用によってニキビ改善に期待ができます。

※ヤーズに含まれる黄体ホルモン（ドロスピレノン）は、男性ホルモンのような作用がほとんどありません。

また、ニキビなどの肌荒れ改善については、超低用量ピルよりもホルモン量が多い低用量ピルをニキビ治療の一環で処方する病院もあります。

低用量ピルは日本国内で避妊薬として認可されていますが、ニキビ改善効果にも優れているため、避妊も併せてしっかり行いたいという場合は、低用量ピルの服用を検討してみてください。

ヤーズの避妊効果

ヤーズは米国などの海外では避妊薬として認可されているため、正しく服用すれば約99％の確率で避妊できるとされています。

しかし、ヤーズは日本において主に月経困難症の治療薬として位置づけされているため、ヤーズを避妊薬として使用したい場合は医師への相談を行いましょう。

また、飲み忘れが続いた場合や休薬期間を延長した場合など、状況によっては避妊効果が低下する可能性があるため、避妊に失敗した際はアフターピル（緊急避妊薬）の使用を検討してください。

ヤーズの効果時間

特にありません。

ヤーズの服用方法・使用方法

ヤーズの服用方法は下記の通りです。

ヤーズなどの超低用量ピルは毎日継続して一定量のホルモンを体内に取り込むことでホルモンバランスを安定させるため、毎日1錠を必ず服用する必要があります。

ヤーズの服用タイミング

ヤーズの服用タイミングに関しては、朝昼夕いずれの時間でも問題ありませんが、服用時間は毎日決められた時間に設定し、なるべく24時間間隔になるように服用してください。

※ヤーズを初めて服用する方は、月経が始まった日から服用を開始してください。
※服用開始が月経初日から遅れた場合妊娠する可能性があるため、ヤーズの服用開始から最初の1週間は、コンドームなど他の避妊法を併用してください。

ヤーズを飲み忘れた場合

ヤーズをはじめとした超低用量ピルは、同じ時間に毎日服用することで効果が得られるため、飲み忘れてしまった場合ヤーズの効果が十分に得られない可能性があります。

万が一ヤーズを飲み忘れてしまった場合は、下記のように対応してください。

※ヤーズを飲み忘れた日数が多くなると、不正出血が起こる可能性が高くなるため、ヤーズの飲み忘れには十分注意しましょう。

ヤーズを他の低用量ピルから切り替える場合の飲み方

ヤーズの副作用

ヤーズの主な副作用は下記の通りです。

ヤーズの飲み始めの時期は特に副作用が出やすいといわれています。
しかし、ヤーズを2～3ヵ月服用し続けることでホルモンバランスの変化に体が慣れるので、症状は徐々に軽くなっていきます。

ヤーズの重篤な副作用の症状

稀に、ヤーズの重篤な副作用として下記の症状が現れることがあります。

・血栓症（四肢、肺、心、脳、網膜等）

これはヤーズなどの超低用量ピルに含まれるホルモンの一部に血液が固まりやすくなる作用がある為です。

急に脚に痛みを感じたり、激しい頭痛、息切れ、舌がもつれてうまく話せない、視覚障害などの症状が出た場合は、ヤーズの服用を中止してすぐに医師の診断を受けてください。

ヤーズの使用上の注意点

ヤーズを服用する際の注意点は下記の通りです。

※当サイトの効果効能・服用方法・副作用は一般的な情報を記載したものです。
服用や使用に関しては全て自己責任となり、当サイトでは一切の責任を負いかねますのでご了承ください。

ヤーズの服用ができない方

ヤーズの服用に注意が必要な方

ヤーズの併用禁忌薬

ヤーズの併用注意薬

ヤーズの保管方法

ヤーズのよくある質問

参考サイト

ヤーズの服用方法、副作用、注意点などの内容は、商品説明書の他に以下のサイトを参考にしています。